香港の低予算秀作オムニバス。大陸中国による統制が強化された十年後の香港を描く。紅衛兵のような息子の同級生から、香港産の卵の「本地(地元産)」表記を糾弾される『地元産の卵』の良構成と演出の抑制が際立つ…
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3回、数年にわたって見ている。
1回目、③と⑤。だんだん文化(言語、思考表現の道具)から追い詰められ、消されていく。広東語の柔らかく音楽的な語尾の響き。トニーが東洋一の色男なのも、言語の力が働く。…
民主化を要求した雨傘運動の翌年2015年からの十年を描いたオムニバス映画
マンダリンの普及により広東語が少数派になり、母国語を話すタクシーのおじさんがまさに失業しかけている様子を描き、広東語が失われ…
5作品別々の視点から香港の未来を描いてて、個人的には4作品目が印象に残った
それにしてもどのお話も全然あり得るなって思えちゃうのが辛い
ちょっと前から大学の友人たちがsnsで政治について話さなくなっ…
中国共産党の脅威にゾッとする。
香港独立してほしい。
「方言」は授業で紹介されて知っていたけれど他の作品もとてもよかった。
「地元産の卵」に出てくる少年団はジョージ・オーウェルの『1984』みたい。…
恥ずかしながら2020年の今鑑賞したが、まるで5年前に作ったとは思えない、「未来を予言」どころか「未来を知った」上で作られたような映画。
特に「焼身自殺者」の2020年に国家安全法が成立したという…