ホロコーストを題材にしたサスペンス映画。この出来映えはまさにお手本とも言える。
認知症の老人を主体にした物語。
明らかに痕跡を残しながら進むストーリーは、「何か」かがあることを匂わせ、観客を作品に…
中盤までは、記憶の曖昧さと人間の老いを静かに見つめるヒューマンドラマにも思えるけど、終盤で明かされる 記憶の利用 というテーマが物語に複雑な倫理的深みを生んでいた。
記憶の脆さや真実と向き合う難しさ…
どんでん返し系と聞いていたのでオチは早々に読めてた。主人公の旧名を探し人の旧名だと嘘をついた理由が分からん。構図を「探し求めていた人物が実は自分自身だった」としたいのだろうが、それはミスリードで誤解…
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