名前はふたつあるのに、手はひとつしかありません。
少年は何回か大泣きします。
映画を観て泣くとか優雅なことではありません。
泣く以外にどうしようもないときだけ泣きます。泣く以外にやれることがあるな…
どこにいても命を狙われるような世界で、優しい人達に出会いながらも生き延びた少年が凄い。想像出来ないほどの辛さがあっただろう。
ラストの父親との会話も見ていて苦しかった。息子に生きて欲しい気持ちと、命…
誰もが自分の命を守ることに必死な時代の中、たくさんの出会いとたくさんの別れ、人の悪意にも優しさにも触れてきた少年が、最後は奥さんや子ども、孫に囲まれて幸せな人生を送れていたのが何よりも良かった。
…
ユレクがちゃんと泣いたのはたった3シーン(犬の死、腕がない姿を鏡越しに見た時、終戦後父を思い出した時)なのがやばい。
自死の選択肢もあっただろうに、父と、家を燃やされても守ってくれた親切な村のおばさ…
辛いけど、周りの人が優しくて救いがあった。助けてくれるけど、最後まで面倒を見る訳でもなく、助けれない状態になったら、ごめんねと言ってすぐ別れるのがリアルだった。と思ったら最後でこれ実話やったんか、、…
>>続きを読む出会っては別れ、出会っては別れ…
良い人ばかりではなかっただろうが、
戦時下の中、身寄りのない子どもを受け入れてくれる心優しきポーランド人
たくさん泣いただろうが、終戦後に自分の家を見た事により、…
全世界が決して忘れてはならない、人類史上最悪の過去は、未だ完全に過去となりきれていない。
混沌は今もなお続いている。
現在のイスラエルの状況を思うと、心は複雑に揺れ、言葉にすることが難しい。
どの…
© 2013 Bittersuess Pictures