どうせお涙頂戴物か、でなければ淡々としてつまらない映画だろう、と思っていたらやられました。
現在を描きながら、時々過去が差し込まれ明らかになる物語。
主演の二人が生み出す不思議な雰囲気。
そして、と…
最初のシーンとそこに繋がるシーン、宴会ステージのシーンなど、美しいシーンが印象的。
ピンクの車、緑のベッド、紫の椅子、等々カラー使いも素敵。
ストーリーとキャラクターには哀しさと寂しさ、諦念感と…
2025.1.8
“隣人愛”がただひたすらにあたたかくて、
揺れ動きながら死の影をはらっていく鳥居を背に切り取ったラストシーンは美しすぎた🐸
鑑賞後に『酒は憂いの玉箒』という言葉を知った時、劇…
台風クラブやセーラ服と機関銃における「大人のいない子供たち」同様に、家族や職場という「共同体」から追放された女と男が「共同体」から「種の個」或いは「個」に向かう姿が描かれる。酒や風俗は男が「共同体」…
>>続きを読むなんかよかった。綺麗というか、うん。本当に映像がいいなと、序盤からずっと。長回しとか言われるまで気にならないくらい、夢中になっていたような。
雪とか花とか、なんかすごい、いや感想でないな。ゆっくり踊…
暗い映像に薄っすら青白い光が差していて、それがずっと悲しくて、全編通して哀愁漂う。
バキっとした照明が当たるシーンなど1つなく全部優しい光。
相米慎二といえば長回しと聞くが本当にそうなんだ(相米…
(線香)花火、紙吹雪、明らかに降っていない雪。相米映画だなぁという要素と他の人のレビューにもある通り、あまりにもまとまりすぎていて、微笑ましい要素とが絡み合った作品。
相米映画は実際にはそんなこと…