魚影の群れの作品情報・感想・評価・動画配信

「魚影の群れ」に投稿された感想・評価

May君

May君の感想・評価

3.3
100キロ以上はあるだろう生きたマグロをリアルに引き上げる様は圧巻
方言がリアルで何を言っているのか?分からない所が残念だけど。今は亡き緒形拳って良い役者さんだったんだなぁと再認識
夏目雅子 十朱幸代も○
iYYi

iYYiの感想・評価

3.6
一に夏目雅子。二に夏目雅子。三四がなくて、五に佐藤浩一の死に様。
syuhei

syuheiの感想・評価

3.5
細身の緒形拳がマグロを釣り上げる姿、夏目雅子の美しさ、相米慎二の長回し&ロングショットなど見どころ盛りだくさん。やや長い。
「大間のマグロ」を全国区にした作品。巨大なマグロに一本釣りで挑むというのは格闘技そのものです。緒形拳は叩き上げの漁師を見事に演じ、方言も滑らかです。夏目雅子や佐藤浩一も緒形拳に触発されたのでしょうか、いい演技をしています。出番は少ないけれど十朱幸代も特筆すべき演技です。皆さん良い仕事をされ見応えがありました。余談ですが、大昔に読んだ「老人と海」を思い出しました。非常に高価ですが、機会があれば大間のマグロを頂きたいものです。
Moomin

Moominの感想・評価

4.3
素晴らしい後ろ姿のショットがあると講師に言われ鑑賞

想像以上に面白かったなー
緒形拳さんの味が存分に出てて、映画全盛期の名俳優さん達に社会が影響されてったのが今見ても理解できる かっこいいんだ本当に

物語性もほんとに面白くて最後までちゃんと面白い
明らかに現代と違うのはワンショットの長さ。俳優さんの腕がこれでもかと光に光る リアクションをすべて写していくテレビドラマとは違い、後ろ姿でも演技 一つ一つを丁寧に説明してるわけでもないのに、映画に没頭できて 流石相米 監督…

問題の講師絶賛の後ろ姿のショットは、房次郎(漢字分からないけどお父さん)が荒れた波の中でマグロ釣ってきて皆んなで盛り上がってる中、俊一が収穫なしでポツリ一人通り過ぎる時の房次郎の後ろ姿かな
海に夕焼けが道作ってて逆光で本当にかっこよかったわ
まず作品通して後ろ姿が多い 奥さんの夏目雅子さんが特徴的 海の監視室みたいなとこから出てくシーンはこの作品の中に3つ 全部背中を追いかけてる 表情は映さない  今じゃ考えられない手法だけど、昔は凄いなーほんと 名匠だらけだったもんなー…
砂場

砂場の感想・評価

4.1
あれ、緒形拳と夏目雅子が夫婦じゃなかったっけ(適当な記憶だなあ)、、

小浜房次郎(緒形拳)はマグロ釣りの名人だがそろそろ引退も考えている。娘とき子(夏目雅子)が、結婚したいという俊一(佐藤浩一)を連れてきた。喫茶店をやめてお父さんのような漁師になりたいという。
俊一は房次郎の船で大怪我をするが、房次郎はマグロを優先し手当てが遅れ一時は危篤に。

しばらくして俊一ととき子は結婚する。俊一は漁師になっているが仲間からは馬鹿にされていると感じ、一人マグロを釣りに沖に出るのであった。

前半はちょっとたるい感じで、マグロ釣り場面はすごいんだけどこれ映画じゃなくてマグロが凄いよねという印象。
しかし十朱幸代の登場する後半から映画が急に加速し始める。いや〜見事な怪演ですなあ

夏目雅子は魅力あるんだけど、化物のような十朱幸代みちゃうと普通に見えてしまう。とにかく十朱幸代!!
Ricola

Ricolaの感想・評価

3.5
漁師の男とその娘、そして彼女の恋人、基本的にこの三人による愛憎劇。
彼らの関係と現実の厳しさが、大海原での男の闘いの場面で、特によく表されていると感じた。


本当に命がけのマグロの一本釣り、わっと思わず声が出た。
大きなマグロを仕留め、ゆっくりと持ち上げようと奮闘する様子が丁寧に映される。
そこには海のチャプンという音、おっちゃんの力む声という、他の無駄な音は一切ない。
そしてそれを長回しで映すことで、その場の緊張感と熱量を、余すことなくこちらにまでダイレクトに伝わってくる。

海に浸かったり出たりする視点によって、リアルな海の様子が描かれる。
波打つ海の勢いがよくわかるし、もちろん音も肌で感じられるほど。

雨が降りしきる風も強い中、追いかけるシーンが面白い。
音によってショットが切り替わる。
例えば雨が強く降ってきて、房次郎(緒形拳)が戸を開ける。
そして外のアヤ(十朱幸代)の履く下駄の足音が聞こえると、カメラはそちらをフォーカスする。
彼らが走る足音とそれによる水たまりの音から、轟々と風の吹く音へと、一番大きく聞こえる音も変化するのが面白い。

夏目雅子演じるトキ子は、一番愛憎に揺れるであろう立場である。
そんな彼女の葛藤と、トキ子の父房次郎の頑固さとその内側に持つデリケートさが、複雑に絡み合いになかなか心苦しくなる。

すべてを包み込むような存在の海が、愛も憎しみもどちらも生む場でありきっかけであるのだ。
sacchinn

sacchinnの感想・評価

4.0
冒頭夏目雅子が、なんかよくわからんことをわめきながら、矢鱈ちっさい自転車で漁港の坂道を風のように駆け降りていって、あーいいな、と思った。
雨の中女を無言で追いかけ回し、追いついてニヤッと笑ったり、気に入らん男は即座に殴りたおしたり無視したり、死の危険がすぐそばにあるのに無頓着だったり、マグロ漁師の生き方は本能のままで不合理で危険すぎて、原始人みたいだった。原始人的なまっすぐな生命力を感じられた。言葉も訛りすぎて何言ってるかよくわからんところもそういう印象に輪をかけていた。
家では股引みたいなやつの上下を着てリラックスしていて、後ろを向くと尻の部分の布が若干たるんでいる、そのたるみがいやだった。
痛いシーンとやらしいシーンが多くて、そこは、はよ終わってくれ!と思った。
wong

wongの感想・評価

4.0
マグロに魅せられた男の話。
彼らは決して豊ではないし、
毎日の生活に満足もしていない。
文句も言う。しかしマグロに
向き合うことでしか自己表現
できないのも事実で、
不器用な者たちがマグロを通して
変わってゆく様がとても良い。

これは、相米慎二監督の手腕が
かなり効いてる。冒頭の砂浜での
長回しの美しさに、一気に
引き込まれていく。

漁師の村の閉塞感ある話では終わらぬようなただならぬ雰囲気を醸し出す。

ここで、もう勝負は個人的に決まってた。
そこに映る相米慎二ワールドに安心し
て時間を委ねる。

漁港での花火のシーンも象徴的であった。
綺麗に燃えては消える花火が
非永続的な負の象徴かと思いきや
急に後ろでまた火が灯る。
栄枯盛衰

まさにここからのラストもそんな感じだった。あれは確実に希望のラストだった。
AM

AMの感想・評価

-
マグロ漁師密着をTVで前に見たけど、
今は釣り糸を手でたぐるなんて
ないみたい、
機械仕掛けのローラーに噛ませて
自動でぐるぐる糸巻かれてく。
古い型の船でもそれが主流みたい。
ある程度水面近くまでマグロが
上がって来たら釣り糸に沿って
電気仕掛けの輪っかを落としていって、
スイッチを入れるとマグロに
電気ショック。びびび。
で放心状態のマグロを引き揚げてく。
ってのを見た。
だからもう恐くて。
生きたマグロと体力勝負。
手が千切れないかおどろおどろ。
軍手っ!?
な、何百キロの巨体をそれで!?
死闘だよ。本当。

てな訳で今まで見たことない画力が
見られます。
自分の中の
最も恐ろしい画力の映画の1シーン
トップ30に
選出です。
…そんなんないから今度作ってみる。
最後は思わず
マジかよ
と声に出す。
出してみる。
出た。
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