最初に本作を見たとき伊香保温泉に行ってみたいと思い出かけた。後年、映画の伊香保の階段シーンがセットでの撮影と知り驚いたものだった。30年ぶりに見返してみてやはり大変な傑作と思い知った。高峰秀子と森雅…
>>続きを読む戦時中に巡り逢い。守られない約束を交わした女と男は、戦後も、時に運命に逆らいながらも、くっついたり、離れたり、最期まで。そんななんてことのない、どうしようもない生身の二人の人間の悲哀に満ちた退廃的な…
>>続きを読む美しかった過去を捨て去ったり捨て去りきれなかったりする男女たちの退廃的なドラマ
輝かしい思い出に縋り続ける感じ、わかってしまう
同性ながら冨岡の色気が伝わってきて腹立つ。そっけないクズ男はモテる
む…
成瀬巳喜男、やっぱりフェリーニです。
ゆき子さん、惚れたもん負け……だけどしがみつきまくった結果最後の最後に少し勝った、かもしれませんね……。
・被写体をセンターに素直に捉える傾向。
・移動のシ…
「ファムファタルな女によって破綻する男」という形式の転倒を描いた映画だったのだが、ただ女にだらしのないクズ男と女々しくも未練が残り続けて不幸になる女との日常を描いた不倫メロドラマではなかった(それだ…
>>続きを読むえっ、名作と言われてるらしいので観たけど、マジですか?
わたしには良さが全くわからず…。
富岡がなんかする度に、「なんだこいつ。」と口走ってしまった。終始イライラ。
事あるごとに、すぐに死ぬ死ぬと…
最高の映画だった。
最初のシーンで、高峰秀子という人間を初めて見たけど、心を掴まれた。
映画館内でシーンとしてたけど、1人笑いそうになって必死に抑えてた。
ホントどうしようもない男と女。特に男。
…
戦中・戦後の世の中を、腐れ縁を離さず強く悲しく生きる女の姿。
やさぐれの中にも哀愁感じる高峰秀子と、女を引き寄せ不幸にしてしまう色気を持つ森雅之が印象に残る。
二人にはずっと死の影が漂うが、それが静…