円環的な「永遠」。境界線の引かれる「一日」と国境。
記憶の中なのか、現実なのか、曖昧さはありつつも母親から何度も名前を呼ばれる主人公アレクサンドレ。あの難民の男の子は、誰からも名前を呼ばれない。溺…
死を目前にした老詩人が過ごす、時間と記憶を超えた「永遠と一日」の旅。『こうのとり、たちずさんで』で語られた『心の国境』というテーマが詩人と亡き妻の間で問題にされる。そして、国境を繋ぐものとしての「言…
>>続きを読む彼岸と此岸、ギリシャとアルバニア、過去と現在。これらの境界が長回しの中で極めて曖昧に溶け合い、嘘偽りなき真実の世界/人間の生を冷酷なまでに、しかし慈悲深く描き出している。
言葉で分割される以前の世界…
映画研究会で鑑賞
映画と演劇が合わさったような空間表現がすてきだった。
赤ちゃん、青春、結婚式、親子、老年、死という人生ステージの時間がいろいろな登場人物に充てられて流れる。その上で、末期病のおじ…
死を意識した老師人が、窮地を助けた難民の少年を祖国へと送り届ける道すがら、己の過去の思い出をなぞっていく一日の物語。夢とうつつを行き来し今はもういない人々と再会し、少年が背負わされた過酷な境遇に哀惜…
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