校庭に東風吹いての作品情報・感想・評価

校庭に東風吹いて2016年製作の映画)

上映日:2016年09月17日

製作国:

上映時間:112分

3.7

あらすじ

「校庭に東風吹いて」に投稿された感想・評価

marusan

marusanの感想・評価

4.0
小学生の時、クラスにミチルちゃんと同じようにクラスで話が出来ない子がいたのでよけいに涙腺崩壊です。
何かきっかけがあればあの子も話始めたのかな?
刑事ドラマでお馴染みの沢口靖子が小学校教師を演じる教育映画。彼女は極度の緊張から人前で声が出せなくなってしまう場面緘黙症の少女と、貧困が原因でグレてしまった少年のクラスを受け持つこととなり、彼らに真剣に向き合っていく。
三木先生が自転車で田舎の小道を何時間もかけて遠くから学校に通勤する様子は、これ見よがしだが木下恵介監督の『二十四の瞳』のオマージュになっていて好印象。ピアノとフルートの優しい旋律が良いですね。
しかし、問題を抱えた子供のことを特別扱いこそしないが、彼等との交流に焦点が当てられているため、他の子供たちとのエピソードは未悄的なものになってしまっている。その他にも諸々の演技演出の軽さとか金八イズム全開の二時間ドラマ的なキャラ設定は気になったが、貧困問題と場面緘黙症というものを真面目な姿勢で描いており、私自身もこの作品でその実態を知ることができたので意義深い映画だと思う。
結依

結依の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

とても考えさせられる映画でした

場面緘黙症を持つ子ども、どうにかして喋れるようにしたい親の話と
貧困家庭の話

どちらも親の支援が必要だったけど
今まで助けてもらえなかったんだなと思った

先生が子どもにも親にも
支援して、周りの先生になんと言われようと諦めなかったから
助かったんだな

こんな感じに辛い思いしてる子どもと親って
どれくらいいるんだろうな

ミチルが爆発してお母さんが泣いて
抱き合ったシーンは
本当に感動した、2人とも分かりあえて良かったって思った
本当に親子になった瞬間だったな

お母さんがカレー作って
ミチルに大好きやでって言ったのも感動だった

人はどんな人でも
諦めなければ変えられるんだなー

交換ノート良いなって思った
花林糖

花林糖の感想・評価

3.3
丁寧というよりかは生真面目な印象を受けた。
脚本も演出も生真面目で、沢口靖子の演技がまた生真面目、なので、ちょっとくどい気がした。
あとインコが入ってくるシーン、あれだけ安っぽくなるぐらいなら、もっと違う方法でやったほうが良かったんじゃないかな。あかんのかな。変にそのシーンだけ浮くかな。
男の子良かった、あの子が泣くときに劇場内ですすり泣きがあちこちから聞こえた。あのシーン好き。うまく言えないけど、あれは、生真面目に作ったからこそだと思った。
沢口さんの真面目さが滲み出ている一本でした。
作品力も高く、監督の舞台挨拶があってお得感満載でしたが
開催側の認識が甘く
通路に座り込んで観る羽目になったお年寄りが多数。
会場の席数と入場者数がまったく管理出来ていないのが残念。
BC

BCの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

悪人が一人もいなくて、辛辣な具体描写も極力省いている教育映画ぽい作り。
下手したら絵空事になりそうだけど、そうにはならなかったのは沢口靖子の温和で真面目な雰囲気ならではだと思う。
決して器用ではないけど、臆せず無償の愛で接する懷の大きさというか。
教師役にピッタリだった。
それに物凄く達筆。

良かれと思ってやった事が上手くいくとは限らない。児童の前で倒れてしまう弱さもある。悩み模索しながらも児童とその保護者に親身に接していく。学園ドラマにありがちな熱血漢な強い先生ではなく、先生も普通の人として描いているのが良かった。

「ありがとう。」は素敵な言葉やね。
田中元

田中元の感想・評価

3.2
ゴジラ俳優(沢口靖子・村田雄浩・星由里子)対ウルトラ俳優(ひし美ゆり子)。ということはともかく真面目な良作でした。採算取れるかは疑問だが結構混んでた。あと仁科貴が川谷拓三そっくりな時期は過ぎたなあ、と思いました。
テーマはかなりいいと思う。「場面緘黙症」の子と「貧困」の子を支える情熱的な先生。こんな先生に出会えたら嬉しいし、主人公たちはともかくも、周囲の子どもたちの成長も期待できる。場面緘黙症の人には過去一人しかあったことがないが、基本的な接し方はあまり変わらない、つまり信頼して後はきっかけ(時)が解決するのだとかまえていればいいのであると改めて教えてくれた。
まぁそれはともかくも、最近の映画の子役たちがうますぎるということもあるのだが、この映画に関してはかなり厳しい(笑)
周囲をかためる大人たちの演技もどうかと思う。児童向け映画ということを考えれば、予算を考えても仕方ないのだが、も薄くし何とかならなかったのか~
返す返すも残念な感じがする。
いいなって思ったとこと、これは…って思ったところの差が激し過ぎて…。場面緘黙症とか知らなかったから勉強にはなりました。
mince

minceの感想・評価

3.0
子供たちが大好きなベテラン教師の物語。転任した小学校で3年生の担任に。そこで貧困が元で学校に馴染めない少年と家庭以外では他人とコミニケートできない「場面緘黙症」の少女と出会う「校庭に東風(こち)吹いて」京都南。蔓延する事なかれ主義に阻まれても懸命に生徒と向き合う姿が感動的だ。2016年9月23日 過去TV等で量産され尽くしたが近年少ないテンプレート。問題や中身は時代で変化してきていることを知る。こういうストレートな映画は作り続けられるべきと強く思った。沢口靖子やひし美ゆり子、若手では柊子や祷キララ。その他キャストは何気に魅力的。上映館が増えて広く観てもらえることを願って。
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