あした、授業参観いくから。の作品情報・感想・評価

あした、授業参観いくから。2021年製作の映画)

上映日:2022年04月16日

製作国:

上映時間:23分

3.4

あらすじ

『あした、授業参観いくから。』に投稿された感想・評価

狙ったラストはとても良かった。
教師に感情移入はしてしまうが、
教師としてはどうなんだろう?と思う部分も。
教師も人の子か。
tetsu

tetsuの感想・評価

3.3
監督が脚本を担当した過去作『劇場版 神戸在住』が合わなかったため、若干の不安を抱えつつも、鑑賞。

同じ7つの台詞が6組の親子で繰り返されるという実験的短編映画。片岡礼子さん演じる担任教師と各生徒の人間模様が交錯する。

前作よりは良かったけれど、やっぱり、合わなかったというのが、正直な感想。

特に多用されるスローモーション演出は、全編で効果的に使われているわけでもなく、後半の長回し場面が良かっただけに、他が尺稼ぎのように感じてしまうのが残念だった。

「授業参観」というイベントで各登場人物が交錯し、物語が動き出すクライマックスは良かった。

ただし、それに対する担任教師のリアクションがなんとも的外れで「笑って話してる場合かよ」とはツッコミたくなってしまった。

名優・片岡礼子さんの手腕が発揮される一捻り加えられたラストは、かなり良かった。


参考

K2にて緊急アンコール上映決定!『あした、授業参観いくから。』 安田真奈監督〈演技・脚本〉対談レポート | Cinemagical シネマジカル
https://cinemagical.themedia.jp/posts/34366874/ 
(無料で読むのが憚れるほどの熱量で書かれた記事。観賞後には必読。)
夢

夢の感想・評価

-
それぞれの家庭に、それぞれの物語がみえて面白かったです。
冒頭の授業参観の説明を見て、授業参観って日本だけなのかな?って思いました。
どらみ

どらみの感想・評価

4.1
全く同じ台詞でも
キャラクターや状況によって演技は変わる
脚本ならト書きが変わる

安田監督がワークショップで活用しているテキストから
創り上げた短編

”あした、授業参観行くから”
”え?”
この台詞が5つの異なる家庭で交わされる
円満な家庭の優等生な少女
父子家庭だが明るい少女
父親が医師の庭付きの美しい旧家に住む
跡継ぎを期待されている長男
(彼は部屋に放り投げたデイバッグから弁当箱を回収にきた専業主婦の母親に授業参観のプリントを発見されてしまう)
吞んだくれてだらしない母親の代わりに家事や妹の面倒を見る少女
祖父、父との男ばかりの家庭で荒っぽい性格の父に怯え学校でもいじめにあっている気弱な少年

担任の中年女教師(片岡礼子)の日常
母から頻繁に来る和めるLINE
独り者故に仕事を押し付けられ遅くまで学校に残り
スーパーの値引き総菜で食事する日常

参観日当日、会話を交わした家庭の親が揃い
子供と笑顔を交わす者、ウザがられる者…
そこでちょっとした事件も起き…

そしてラスト前、意外な場面で聴く同じ会話
その時の片岡礼子の切ない顔

スローでしっかり切り取る表情
幻想的に蒼く回る換気扇…
空、花、緑…
映像も美しく劇伴もいい

最後に癒しと希望が感じられるのもいい
見事な短編でした

2022.6.19迄無料配信中
SSFF & ASIA 2022
ジャパンフォーカスプログラム

それぞれの家族の種類は、誰もが
思いつくようなもの。
言葉通り、日本の縮図みたいだった。

このレビューはネタバレを含みます

『SSFF&ASIA 2022』 をオンライン視聴
Twitterで少し評判だったので見てみました。

実験的でありつつも、人物の感情を表現する作品。
こんな表現もあるのか、なるほど~、と。
Mo

Moの感想・評価

-
日本で学校に行っていた人なら一度はしたことのある会話だけど、自分の家での会話しか知らないやり取り。
家庭環境、親子の関係性でこんなにも違うのかと当たり前だけど、一度も想像したことなかった会話だから余計に面白かった。

自分はどのパターンだったか思い返して、ちょっと懐かしくなった。
短いけれど、たったこれだけの会話でその人と親と家庭環境と関係性といろんなことが分かるぎゅっと詰まってて短く感じない作品だった。
sakura

sakuraの感想・評価

-
私はどの母親よりも先生からいつかの母を感じ、すぐに会って抱きしめたくなった。
あや

あやの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

23分のショートフィルム。
時間指定の荷物を待つ間にサクッと鑑賞。

冒頭の説明がない方が、より楽しめたかなぁ...とは思うけれど、同じ制服に身を包み、机を並べている、一見みんな同じように見えるクラスメイトたちが、如何にバラバラのバックグラウンドを抱えているのかを、たった一つのセリフで描き分ける作品の面白さを味わうことができました。

だから、公立の学校が面白いなぁと思うのが私の見解です。(私立の学校も、一人一人の見えないドラマはもちろんあるだろうけど、経済格差は比較的少ないのかなという認識において。)

親子関係が捩れてそうな子どもたちも、誰一人として「絶対来んなよ!」とは、言わなかったんだよなぁ。なんだかな、親子ってなぁ。

(授業参観はゴリゴリに気合い入ってしまうタイプの児童だった奴より。)
SSFF&ASIA 2022
ジャパンフォーカス部門の作品。

全く同じ会話が各家庭で繰り返される。

「うん」や「はい」にバリエーションがあるように、この作品の中には5人の生徒たちの各家庭において同じ会話にバリエーションが生まれている。
 
だだ親が授業参観に行く、もしくは来る、だけのことだが家庭環境や親子関係の違いでここまでとらえ方が変わってくるとは考えたこともない。

生徒同士も、教師もお互いのことを何もしらずにただ同じ教室で同じ時間を共有しているだけの存在でしかないのだなと思い知らされる。

切り口が新しく面白い作品だと思う。
ショートストーリーなのでちょっとした空き時間に観てみるにはちょうどいい。
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