【第55回カンヌ映画祭 コンペティション部門出品】
偏愛するオリヴィエ・アサイヤス作品。日本ロケもしており、大森南朋と山崎直子が出演している。
光沢素材の服や、躍動感あるカメラや淡々とした展開は『…
真のアイデンティティを隠すことを生業とするスパイミッションと倒錯的変態イメージの氾濫の中で主人公が自我を見失っていくストーリー展開が不穏に交錯していく。サスペンスが最高点になる手前ぐらいに止まる張り…
>>続きを読む孤独な人たちが何の情熱も情動もなく日本のエロアニメの契約を巡ってぼんやり殺し合う。酷い状況もソニックユースで心地よく気怠い。
手前側が反射する窓ガラス(モニター)から透ける主人公、「あんたは何も見て…
このレビューはネタバレを含みます
様々な種類の「暴力」について考察をしているような作品。
エログロなシーンは勿論、ソニック・ユースのノイズがかかった劇伴もあり、万人に薦められるエンタメではないが、示唆に富む映画ではある。
ポルノア…
この世の中の雑音を全て消去できたなら、探し求めていた答えが明確になるものか…。
ノイズで隠された真実は知らない方がいい場合もこの世の中にはある現実。
昔よく聴いていたノイズパンクの雄として君臨…