ニルヴァーナの作品情報・感想・評価

「ニルヴァーナ」に投稿された感想・評価

今も密かにDVD購入を狙っている隠れたSF名作だと思っています。マイナーだけど、マイナー感がいいんですよね。クリストファーランバードも若かった(笑)。
昔レンタルして観た時は、期待していたワリに正直あまりピンとこなかったという印象だったけど、色々な方々のレビューを読んでもう一度改めて観直してみたいと思いました。
この当時は、映像的にも先端を言った感じだった。主演のクリストファー・ランバートもカッコよかった。

イタリアがSF?っていうことで凄く話題になった。実際はかなり濃いサイバーパンク。やたら思い出すのは、ストーリーの鍵となる企業の名前が日本語で「お子様スター」という日系企業?だった。この名前がやたら出てくるので、変な気分だった。

今これを観たらどんな風に感じるのかな…
面白いかと言われるとさほど面白いと思わなかった記憶だけど、余りに先端を行き過ぎてて、本当に時代がついていけてなかったのかも知れないと思う。

また観てみたい!
かえる

かえるの感想・評価

3.5
また見たいのに見つからない故に記憶が美化されて面白さへの期待感が増しています
押し入れの中から発見して再鑑賞。

公開当時はフランス産のSFということで、話題になりました。

単に映像とストーリーを追っての鑑賞は、そこそこ楽しめますがそれほど凄いとは感じないかもしれません。
ただ、このタイトルになっている『ニルヴァーナ』はサンスクリット語で【涅槃】の意味があるそうです。
すなわち仏教的な思想が強く盛り込まれいます。
映画雑誌か何かのインタビューで、監督がそのことに関して深く語っていました。
それを踏まえて観るとかなり奥深い作品なのです。
最近で言えば『クラウドアトラス』のテーマに近いかもしれません。
marukov

marukovの感想・評価

4.0
クリストファー・ランバート主演によるイタリア製サイバーパンクSF。1年前に恋人が失踪し失意に沈む主人公の天才ゲームデザイナー・ジミーを始め、ジミーの制作した新作ゲーム「ニルヴァーナ」の主人公で突如として自我に目覚めたAI・ソロ、記憶移植の事故で1年前以前の記憶をごっそり失っているヒロイン・ナイマ、生活のため両目を売りメカ義眼を埋め込んでいるハッカー・ジョイスティックといった一癖も二癖もある登場人物に加え、薄汚れたアラブ人街の雑踏に怪しげな電脳インド人行者、チャイナ服美女にヤクザが経営する寿司バーなどなど、これでもかと言わんばかりにサイバーパンクな、というよりはあからさまにウィリアム・ギブスン的な要素がてんこ盛りで、もうどんだけギブスン好きやねん!という感じ。
ジミーにゲーム制作を依頼している日系企業の名称が「オコサマ・スター」社というだけで、ギブスン好きならゴハン3杯はイケるかと。知的なジミーにヒッピー風味全開なジョイスティック、エンキ・ビラル作品から抜け出て来たような青髪のナイマ、ダンディだけどコミカルな丸顔中年ソロと、ビジュアル面の対比も結構楽しめました。

ちなみに今作おけるサイバースペース描写はCGなどは極力使わず「リアルに存在しそうでいてなおかつ騙し絵的」というちょっと不思議なビジュアルで描かれているのですが、かの「JM」の例を引くまでもなくヘタにCGバキバキな「いかにもサイバーサイバーした風景」を作ってしまうと時代の変遷とともにあっという間に古びてしまうわけで、昨今の技術革新速度考慮すると非常に上手いというか斬新なヤリクチだった気がします。まあ、単に予算の都合かもしれないけど。

個人的には「マトリックス」とかより全然好きだったなー。

あとどうでもいいですが、ナイマを演じたステファニア・ロッカの「イタリア人らしからぬアッサリ顔(偏見)」は、個人的には非常に好みでした。
ニルヴァーナって言ったらどうしてもバンドの方を先に思い浮かべてしまいます。パンクやニューウェイブからさらに実験的に作り上げるオルタナの方向性を作り上げたといっても過言でない人たち。

もちろんこの監督もサイバーパンク世界観を中心に映像表現を試みてるのですがストーリーが絡んでくるとどうしてもこの精神世界感というものが意味不明な方向に進んでしまう。

先にあるバンドのニルヴァーナはそのゴチャゴチャ感が脳に心地よい刺激になるんですが映画はストーリーを求めてしまうため没頭できないという弊害が出てしまうんです。

もちろんジョルジオアルマーニを中心にアーティスト盛りだくさんなんでフィフスエレメントと並ぶくらいおしゃれワールド炸裂なんですがあっちは物語がシンプルな分すんなり入れますがこちらはそうはいかない。

なのでストーリーぶっ放して音楽に近い感じで観るとまたいいのかなと。

163本目
satoshiokd

satoshiokdの感想・評価

4.0
いわゆるサイバーパンクSF好きならオススメ。展開が地味なんだけど、逆に言うとハリウッドが演出過多なのかな?