台湾近代史三部作完走。『村と爆弾』『バナナ・パラダイス』と比べると かなりシリアスな印象を受けた。当時の台湾に住む人々の悲哀が しっかり描かれていたと思う。しかし監督のユーモアは健在なので悲しいだけ…
>>続きを読む迫力のある映画で、どうしようもない胸糞展開で観た直後はなにも言えなかった。
作品を通して映画が叫んでいるようだと感じた。
本来なら自国のものであるはずの富を日本に搾取され、人権を踏みにじられて、金…
今では観光地の九份にこんな歴史があったんだと知った。非情城市で有名になったのかな。九份や高雄にまだ観光客がそんなにいなかった頃の台湾に行ってみたいなって思う。
今回見たワントン作品の中では一番重い。…
英訳の“得るもの無き丘”の方が的を得ているように思う。最下層の人々同士の相互依存と相互搾取が分かち難く絡み合う。最下層の人間が最後に差し出すものは決まって身体。労働力と穴。
岩波の日本軍慰安婦、中…
日本に生まれたものとしては平然と見ることが難しい日本的な時代のとらえなら、大正末期から昭和初期の、台湾を日本のものとしていた時代に、奴隷のような人生から逃れようと必死に生きる人々、その時代に翻弄され…
>>続きを読む《台湾巨匠傑作選2025》①
日本統治下の台湾。
悪徳地主から逃げ出した小作兄弟が
大金を夢見て金採掘現場で働く...
登場人物が丁寧に描かれてて
とても良かった。
特にどの女性も愛情深く描かれ…
覚悟して行ったつもりだけど想像よりつらくて悲しかった。でも名作。
富美子の話が全体的に辛すぎるし、トラウマになりそう。どこと言わずとも察してもらえると思うが、日本軍による娼館の金財没収が行われたと…
下宿屋の子沢山 ズーと娼家の孤児 赤目のための物語だったように思う。
尊敬されるような生き方、尊敬してもらえない生き方。圧倒的に後者であっても、人の目よりも自分の信念に目を向ける。
何より、人に優…
K'Sシネマで「村と爆弾」に続いて鑑賞。
次男がヤクルトの奥川投手、赤目が芸人の粗品に似ていた。長男役もどこかで見た役者に似ていた。ズーは若い時の山口智子。
印象的なシーン。
・赤目が売っていた大…
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