多桑/父さんの作品情報・感想・評価

『多桑/父さん』に投稿された感想・評価

1929年生まれの「父さん」は年を聞かれれば「昭和4年生まれ」と答える。「バカヤロー」と怒鳴る。台湾製はだめだ、日本製はいいぞと言う。“日本は台湾を50年統治し、終戦時には台湾人の同化が完成に近づい…

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侯孝賢の脚本をよくやるウーニェンツェン監督作品 制作は侯孝賢
冒頭30分くらいまでの画面強度で凄い傑作なんじゃないかと期待したけど場がなさすぎてタルすぎた ラストの背中を捉えた長回しのショットはいい…

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父さんはNHKラジオしか信用しない。
「台湾のニュースは嘘ばっかりだ。」
国民党独裁のもとで苦労した父さんは,アイロニーとして日本を懐かしがる。
一度日本に行って富士山を見てみたいと言っていた父さん…

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雨が降り傘がないので、子が自分が傘がわりになる場面があったような。
とても、好きなシーンがありました。
ノスタルジックでした。
台湾の庶民の食事、決して豪華でないのに、美味しそうです。
日本好きなおじいさんの話。ミニシアター映画を見るきっかけになった映画の一つ

ホウ・シャオシェン製作。『悲情城市』と同じ水脈の話ながら父親にクローズアップすることと、ロングスパンの年月を切り取ることで独自色を醸す。
『父 パードレ・パドローネ』のオメロ・アントヌッティに比肩す…

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犬

犬の感想・評価

5.0

台湾北部にある村の日本の統治下で日本人としての教育を受けた世代ということもあってなにかと日本贔屓であり怒鳴る口癖が「バカヤロー」な父さん。長男の文健の成長と共に父さんの余生を静かに映し出す。湯気に包…

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木蓮

木蓮の感想・評価

-

数年前に観たので記憶が朧だが、日本植民地時代に青年時代を過ごした父とその下の世代のあい入れなさ(特に孫世代は台湾語ではなく北京語を積極的に使うので祖父と会話ができずコミュニケーション不全となってしま…

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こういった日常を静かに、なおかつ劇的に作ることのできる作家は稀有だと思う。
OWeeeeN

OWeeeeNの感想・評価

3.9
日本を愛した父さん、日本に行けなかった父さん。台湾を統治していたサイドから見ると、色んな感情が乱れました。
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