劇場上映 ゴーゴー 日本アニメ(ーター)見本市の作品情報・感想・評価

  • Filmarks映画情報
  • 劇場上映 ゴーゴー 日本アニメ(ーター)見本市の映画情報・感想・評価

劇場上映 ゴーゴー 日本アニメ(ーター)見本市2016年製作の映画)

上映日:2016年10月15日

上映時間:96分

ジャンル:

3.8

「劇場上映 ゴーゴー 日本アニメ(ーター)見本市」に投稿された感想・評価

tricken

trickenの感想・評価

3.6
全体的に良い試みだったと思う。

以前はてなの増田にしれっと書いたやつを転載する。(なりすましとかではないです)

https://anond.hatelabo.jp/20160110221613

(以下、過去記事転載)



NHKで特集の再放送があったんでまとめて見たら、けっこう面白いのを見逃してたよな気がしたんで書いとく。

http://animatorexpo.com/titlelist/

ちなみに1/31で一度だいたいの公開が一度止まるらしい。赤字プロジェクトのままらしいし、ちょっともったいないので感想を書いてみた。

エヴァ資料ちょいだし系とモヨコ(のマンガ紹介)は外した。正直わかんなくて項目を立てなかったのは「電光超人グリッドマン」「月影のトキオ」「偶像戦域」「ブブとブブリーナ」「ザ・ウルトラマン」「世界の国からこんにちは」「カセットガール」。エロい人解説よろ。

アニヲタってほど詳しくない、作画ヲタでもないので、なんか間違いがあったらツッコミ歓迎。

「龍の歯医者」
http://animatorexpo.com/thedragondentist/

冒頭の湯浴みシーンの水の質感がちょっと懐かしい。キャラの動き方も世代的には旧エヴァよりちょっと前、ナディアとか好きだった世代には嬉しい感じ。サントラの中に「雲龍」ってのが入ってるのは、出てきた軍艦は雲龍型ってこと?ミリヲタの人に聞きたいわ。あと和物ガジェットを少しずつ重ねていくことで和物ファンタジーにうまく繋げてるのがいいかな。

「HILL CLIMB GIRL」
アップで映った時の女の子の口がなんか超絶可愛いよね。

「ME!ME!ME!」「GIRL」
NHKで紹介されてた吉崎響×井関修一の監督×作監コンビだったのでこれも見た。前半は単にエロでしょと思ったんだけど女体が非エロなものとしてゲシュタルト崩壊していくのがいい。そのくせ幾何学模様もエロを連想させやすい形を維持しているのは、わかりやすく狙ってるんだろね。そこに至るまでを含めて見ると、どぎついコンセプトとは別にキャラの描線も美しいのが感じられてくる。早い段階で女の身体が襲ってくるモチーフが出てきたことで、序盤のエロが単なるエロではなくなった。その辺の流れの作りこみがうまい。

後半エヴァ風スーツで一人称シューターする感じとか、デザインそのものが新しいわけじゃないけどマイナーアップデート感があるね。最近の映像作品全般でもわりと出てきてる手法だけどね。

幾何学模様もエロというのは、その後に同じコンビで出た「GIRL」も同じ。あの舟を見下ろしてるのはコレだよねってのが分かりやすい。百合をクリオネみたいに生やすのはなんでだろって思ってたんだけど、終盤に対応するシーンがあったかな。

再編集で出た「ME!ME!ME! CHRONIC」はさほどでもなかった。だから「ME!ME!ME!」と「GIRL」さえ見ればいい。

「Carnage」
女主人公の西部劇短編なんだけど画面に古いフィルム映画風のヨゴシを含めたカメラワークが特徴。隻腕ガンマンのアクションを網羅してるのも(・∀・)イイ!!

「西荻窪駅徒歩20分2LDK敷礼2ヶ月ペット不可」
鉛筆書き風のは「かぐや姫の物語」があったけど、それで「南くんの恋人」をやるとスマホが意外と面白い表現手段になるんだなと思った。感情に応じた描線のゆがみもよいけど、最後の表情の微妙な変遷がかなりよかった。

「そこからの明日。」
見本市にはMusicClip的なつくりのものが結構あるけど、その中でも都市の描写がいい。おしゃれアニメって言葉は濫用され過ぎてるきらいがあるけど、こういう「都市に在りそうな物体」配慮の行き届いたのをオシャレって言ってほしいかな。

「POWER PLANT No.33」
トップ推し。大型のなんかについての鈍重さの表現が、エヴァ周辺のあれこれだけでなくて、ここ数年の怪獣映画が気をつけつつあることとも呼応してるよね。『パシフィック・リム』とかね。

「Kanón」
声優にハイテンションで喋ってもらう。こーゆーの好き。風刺モノっていうのは要点をわかってるほど基本付き合うのがタルいので、タルくない速度でやるならこのくらい早回しで作る必要がある、ということを確認させてくれる。これから見る人に言っておくと、英語字幕つきで見たほうが会話のリズムがわかっていい。

ここまで完全に言い忘れてたけど、「見本市」作品の男役はみんな山寺宏一、女性系の役はみんな林原めぐみ。この二人の声優が全作品で演じ分けてる。そういう契約なんだろうか、確認してないけど。作品は好き好きだろうけどこのことがわかるとヲタ的に楽しみ方が広がって、いいよな。

「SEX and VIOLENCE with MACHSPEED」
今石監督作品。「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」とか「キルラキル」とかにあったうち一部の部分をさらにどストレートな方向に圧縮したようなやつ。煮詰め方は凄いけど、推せるかっていうとわからないな。

「おばけちゃん」
わかりそうでわからない。中毒になる人はなるんでは。それはそれとして細かい演出が結構凄いんじゃないか。だって「イカ娘」と「日常」と「九井諒子短編集」が全部入りな上でエヴァ系の知財を使えたら、まあこうなるよなって。今更めぐ姉でそういう企画できるってのはつくづく良いプロジェクトだよこれは。おかわりいただけるだろうか。「そうそう、艦これの雪風二次創作を消費してる時の俺らってこういうの見たかったよね」みたいな。おかわりいただけるだろうか。

「三本の証言者」
ミステリと時間SFとをショートショートでやったってところ。筋がさほど捻られているわけではないけど、男の指の滑らせ方の演出が殺人と性欲(と愛情?)の狭間を漂っている。オチが文字通りの文脈依存なまま終わるのもショートショートとして(・∀・)イイネ!!

「オチビサン」
安野モヨコのデザインしたキャラで四季を表すコマ撮りアニメを実演してる。コマ撮り用の素材のチョイスもいい。

コマ撮りがアニメジャンルとしてわりと好きだから推しとく。

「I can Friday by day」
すしお絵でこういうのやるの、かわいいに決まってんじゃん(ももクロZのもそうだったよ)、というのがファーストインプレッションだけど、まあ密度が高い。押し合いへし合い口撃戦のところとか良くね?良くね?

「イブセキヨルニ」
さかき漣「顔のない独裁者」って小説が元らしい。エヴァやジブリってよりは大友アニメや押井アニメの大きな流れで見た方がいいのかな。政治を扱ってることそのものよりは政治と性的不能とを安易に直結してしまうところに「いまどきこれはないでしょー」な筋悪さを感じる。原作をみてないからアニメスタッフにどこまで責任があるのかわかんないけどね。でもねこういうの好きだよなみたいな共感もあるよね。

クレジットを見ると監督が平松禎史さんってことで。彼の関わってる寄生獣アニメ化は全体的に良かったし、こういう方向でももう少し長いのをやってくれるのかなという期待を持った。

「神速のRouge」
俺屍をやってた当時の俺の頭ン中は終始こんな感じだったな。スキスキダイスキ。ただ他の人にとっても良いかどうかはわからん。

「ハンマーヘッド」
盛々のグロ要素に対する薄暗い欲望と、あと昨今の劇場版アメコミ映画で金払って数時間座らされて「なんだこれっぽっちかよ」、みたいな気分にさせられがちなイライラの、どっちも手短に上手に昇華してくれてありがとう。

「コント ころしや 1989」
中盤くらいからカウボーイビバップ直撃世代が泣く展開になってるんだよ。わかってくれるか。老害ですまんな。マジで。

「ENDLESS NIGHT」
校舎内で上條淳士絵の美少年が空想のフィギュアスケートで踊りそのまま成長して表舞台に、というだけでもう楽しいでしょ〜。

ただ幾つかフィギュア素人なりに疑問に思うところもあったかな。男子シングルの練習をしている主人公が妄想にしてもいきなりペアの技を繰り出せるのかとか、ジャンプ後の着地がイマイチそれっぽく見えない瞬間があるとか、そういうトコね。ただ今後フィギュアスケートのアニメとかが出てきた時にこの短編はなにかと作例として見直されるんじゃないかな。

感心の方向としては「坂道のアポロン」の運指にちょっと近いものがあるね。

「ヒストリー機関」
作品それ自体の好みを抜きにしてネタのゴリ押しで大爆笑させてもらえたのはこれが一番だった。B級映画を見慣れてる人ほど笑いとして刺さるんじゃないかな。「エヴァのTVシリーズは前半でしょ」と言いたがるタイプのアニメファンにもどうぞ。

「新世紀いんぱくつ。」
「鋼鉄のガールフレンド」ですね、わかります。

冗談はさておき、他の作品も広い意味ではエヴァその他のIPを使ってるのに一番半端な知財の使い方で、やらなくてよかったことなんじゃないのこれっていうのが残念。最後の数十秒の良さも音響のおかげというところがあるし、これの目指すエモさは本当はエヴァじゃなくてよかったんじゃないの。

これ自体がそこまで悪いってわけじゃないんだけど、パロディを取り混ぜた知財の使い方でとりわけ上手だったのは「おばけちゃん」だったから、比べてしまうね。

「旅のロボから」
どうしようもない好色のロボの話ではあるので最初は見かけた時不愉快だった。だけど見直すと、作画の良さが際立ってることは間違いない。それだけ取り出して褒められるかどうかというのが、こういう好色バカを扱う作品の難しさだね。

この作品に限った話じゃないけど、そーゆーポリコレ関係(ジェンダー論とか差別とかどうこうってやつね)がクリアできてないのは「見本市」にはむしろ多くて、さすがにこの貧相さで大丈夫かなと思わなくもない(映画もそうじゃん、とか言ってる人はごく最近の映画を見てない不勉強な人間なので無視するよ)。もっともね、そーゆーポリコレのズサンな点が気になりだして作画や造形が評価できなくなるのはよくある落とし穴なんだけどね。ハマるよね。

ジェンダー論ガン無視していい作品作ろうと思ってる作り手と、ジェンダー論だけやっておけばそれだけでいい作品語りができると思い込んでる語り手と、どっちも怠惰さで言やどっちもどっちだけど、四分六で後者の方がやや罪が重いかな。映像の良さをしっかり語れる作り手と語り手がジェンダー論にも手を抜かないくらいがちょうどいいね。

結論としては「POWER PLANT No.33」「おばけちゃん」「イブセキヨルニ」が推し。次いで「ME!ME!ME!」「I can Friday by day!」「ENDLESS NIGHT」「ヒストリー機関」あたりが良かった。異論は認める
LUKE

LUKEの感想・評価

4.0
林原めぐみ、山寺宏一は声優界の生きる伝説。なんでもできてしまう。ずっと現役でいてほしいです。
亮太

亮太の感想・評価

4.2
いやぁ、なんかどれもこれも際立ってて面白い、粒揃い。アニメってすごいわ。
b

bの感想・評価

-
山ちゃんと林原めぐみさんは国宝ですね!
ゲスいロボットの話が好き。
本当に林原めぐみさんと山ちゃんだけなの!?と耳を疑うほどの声の七変化。
この国に生まれてきてくれてありがとうございます。
青二歳

青二歳の感想・評価

3.2
日本アニメーター見本市。パトレイバーはネット公開中。山ちゃんの“七つの声”やっぱりすごいな…全作品山寺宏一さん林原めぐみさんのみ。
“パトレイバーREBOOT”が気になったので鑑賞。あぁパトレイバーの面々が男女逆転しているのか…後藤さんだから許されるキャラを女にしちゃアカン。まして美人とかダメだよ…素足にサンダルで歩き回りデスクで水虫薬を塗り、若手社員を泡風呂に連れて行こうとしたり、結局スナックでカラオケに興じ、男やもめで小汚い閑職のおっさんが!実は昼行灯でデキる人!(かもしれない)というのがすてきなのに…男女逆転しようがないだろ…
ものの5分のアニメーションで設定も分からんので文句言っても仕方ないんですが…ここで後藤さん女ver.を考えてみたところ…“おっとりお母ちゃんタイプ”ならいけるかも…?最近の漫画だと鬼灯の冷徹の樒さんみたいなポッチャリさん。ほのぼのしてるんだけど実は昼行灯のふりをしていた…とか。アニメとして面白いかは知らんが。
あと野明が男なのもダメだなー。若い女の子が正義感にはやって暴走するから可愛いんであって、男のあれじゃヒステリーだよ…
あと1点。原作がゆうきまさみじゃないってどういうこと??リブートだろうがリメイクだろうが原作は原作じゃないのか…!(´⊙ω⊙`)

他だいたい各五分くらいの短編アニメーションの詰め合わせ13本。
ひろし

ひろしの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

全体的に個性的で楽しめたが、前ほどのインパクトは個人的にはなかった。鎧着た現代なのかよーわからんのはかっこよかったけど。
あとパトレイバー来た!って感じだけど、やっぱキャラデはそんなに好きじゃなかったかな…あれ南雲さん意識キャラなのか南雲さんなのかわからんかった。
あと他の人も書いてるけど山ちゃんすごい。
Shintaro

Shintaroの感想・評価

4.1
最高か…。

バルト9行くたび流れてた予告。
その時点で ”あ、ヤバ…” と胸が高鳴り パトレイバー出てきた時点で ガン決まり。
後で調べたらYouTube にほぼ全話上がってましたわ…。まぁ、でも初見が映画館だったからこそ余計こう心をぶちぬかれたかなとは思う。
結局劇場二回行って後はひたすらYouTube で補完してました。

ガイナの内輪ネタだけで終わるようならそれはそれで残念かなと、知らない内は考えてましたが、見事!
1つ2つ面白い作品があればokと思ってましたが全部鳥肌もんとは恐れ入った、、マジで。

山ちゃんの不動の神演技(マッハスピードはツボ)や めぐさんの人外的超人的落ち着き感(イミフだが)はもう ただただ感謝。うま過ぎる…

個人的には Sex and Violence with Mach speedと新世紀インパクツ I can Friday by day の三つが鳥肌が破れるくらい刺激的でした。こうゆう話ができるのもオムニバスならでは。さりげにメディカルメカニカのアイロン入れてくるとこなんかも好印象。
パトは言わずもがな。
イングラムが起動する時に隣のオッサンがあぶねーぞってくらい前のめりになっていて一瞬焦ったが、気持ちは同じだ!
そりゃ、野明や遊馬じゃなくても興奮するっしょこれは。
てか今作はpvが反則すぎた、bgmもまさにパトレイバーな曲で上がる。そして最後の山ちゃんによる当時のインサートのセリフはもう…あのセリフは絶対みんな復唱してたことが一回はあるはず。

公式ホームページに載っけてある作品解説で氷川氏による解説がどれも面白い。本当この人はアニメにおいて町山さんやその他の映画評論家たちを越えてるんじゃないかと思う時がある。

人の想像ってこんな視点からこうゆう表現が出来るんだ、とえらく関心してしまう。
まだご存知でない方はYouTube で見放題なのでそっちでじっくり鑑賞出来ますんで是非!
つう

つうの感想・評価

4.0
『分かったコトは山ちゃんと閣下はバケモノだってコトさ!』

バルト9で1週間限定公開された短編アニメーションをオムニバス形式で上映しているスタジオカラーとドワンゴが手がける作品。

正直、今までやってるのは知っていましたが特に興味はなかったです。

ですが…今回はパトレイバーの新作が上映されるとあって、それだけを目的に観に行ってきました。

が…予想以上に楽しめました。というか声優は山寺宏一と林原めぐみの大御所コンビだけが演じてるんですが。

コレが凄かった!!山ちゃんコト、山寺宏一さんはスゴいんだとは知っていましたが。林原めぐみ閣下のそれにも負けず劣らずの演技力。

そこまで最近、声を聞くことが少ない林原めぐみ閣下ですが、その演技の幅がスゴい。やっぱ閣下は凄かったと再認識しました。

作品群はスタジオカラーの面々(元スタジオカラーも含め)がやってますし。キャラデザなどには、おっさんホイホイになるようなマンガ家さんが配されたりと内容も含めて若い方よりもおっさんの方が楽しめる内容になってました。
モアイ像のEMOTIONが出るなどシーンなどは会場大爆笑に包まれてましたw

予告映像などはHPでも確認できます。

個人的にはカセットガールがオススメ!!!

目的のパトレイバーはイングラムが立ち上がるシーンで、もうトリハダ立ってました。劇場版1作目の冒頭シーンを彷彿とさせながら2016年感をしっかり描いていて良かったです。
吉浦康裕が好きでなんとパトレイバーの新作をやるってんで見ないわけにはいかなかった。
Kanonやカセットガールも面白かった。
>|

あなたにおすすめの記事