女性の性の開放を描き続ける城定監督。今回は、汗や男臭さに惹かれる女性が主人公。相変わらず話は寓話的というか、誰も共感できないだろうけどなんかサザエさんを見ているような安心感があんだよな。。
先の展開…
人間のどうしょうもない癖(へき)を肯定する映画。
そこに人間のペーソス(哀しみ)と、(秘められた)歓びも、見えてくる。
ついでに、結婚生活のペーソス、そしてそれを超えた歓びというものも描き出される…
匂いの出る映画もあるようだが、基本的に映画は香りや味そのものを描けない。《舐める女》という題名のこの映画は《嗅ぐ女》として始まる。
アヴァン・タイトルでウブなメガネ女と几帳面メガネ男のノリの悪い初デ…
ちょっと夫婦生活の描き方があまり感情移入できない部分があったんだけど、それにしても脚本や、一つ一つのシーンの芸が細かくて笑ってしまった。サブキャラ達の演技も何気にいい。
あと、スッポンがあるんだっ…