トゥルー・グリットのネタバレレビュー・内容・結末

「トゥルー・グリット」に投稿されたネタバレ・内容・結末

14才の女の子をいやらしい眼で見るおっさんがひとりも登場しなかったのがすばらしい。
最後に感動の再会はないんかい。
ちょっと残念。
え、説明難しいけど、なんだろこの感覚。
見終わったらめっちゃ面白かったって余韻。
マティの頭の回転の良さどないなってるんや。周りの大人より大人。
馬が走れなくなるまで走り続けて、最後にズドン。。。そこまで走らせるかって思ったけど、馬の命と引き換えに片腕の代償だけで済んだのも、酔っ払い保安官の経験値ありき。
西部時代のいろんな教訓ムービーでした。
父親を殺された少女マティ・ロスが、飲んだくれの連邦保安官ルーベン・コグバーンとテキサスレンジャーのラビーフと共に危険な復讐の旅に出るという物語。

コーエン兄弟監督作品の中でもエンタメ色が強めの本作。
コーエン兄弟らしいユーモアと、西部劇の醍醐味である、緊張感たっぷりのガンアクションを観ることが出来て大満足!

物語の終盤ではヘビに腕を噛まれたマティが、片腕を切断することになります。
3人の勇気ある追跡劇だけではなく、支払わなければならない代償も描くことで、ドラマに重みが増していたと思います。

美しく壮大な荒野と夕陽、綺麗な音楽も相まって視聴覚的にも十分楽しめました。

隻眼のジェフ・ブリッジスが馬に跨がり銃を構える姿は、渋い格好良さがあり、めちゃくちゃシビれました!!
展開は遅いが、人間味あるキャラクターで見応えがあった。

意志を貫くかっこよさをこの映画で学びましたね。

終わり方、そう終わるんだという感じでなかなか好きでした
いつも毅然とした態度で弁が立って瞳に怒りの炎を宿していて、可愛げはないけどすごく魅力的なマティ。彼女を突き動かしたのは復讐欲だけど、仇を討った途端自分が転落して蛇に噛まれ生命の危機に瀕するあたり、命を奪うという行為に伴う重い責任みたいなのが象徴的に描かれてるのかも。西部劇というと復讐を是とするイメージが自分の中ではあったから、その典型からは少し外れててそこがこの作品の美点なのか。
マティとコグバーン、ラ・ビーフの関係性も独特で、最後はかなり感動的。西部劇であるより先に人間ドラマなんだと思った。
この映画の監督、コーエン兄弟は結構好き。

あまり「大作」を撮らないことでも有名。スポンサーの圧力が嫌なのかな?

とにかくストーリーは重厚だし、CGに頼っているわけでもない。

いい意味で「アメリカ」らしくない監督。

コーエン兄弟は、世の中の不条理みたいなものを描かせたら凄いね。今回も「復讐劇」なんだけど、復讐する側、される側が両方とも一生残るくらいのダメージを負うことになる。だから、「水戸黄門」みたいな「後味さわやか」な映画を期待してはいけない。そしてそれは、コーエン兄弟が「B級映画」ばかり作る理由にもなってると思う。こんな映画、女性や子供にウケるはずないからね。

個人的には今回の映画は好き。でも「ノーカントリー」はあまり好きになれなかったな…。
コーエン兄弟につられて鑑賞
最後の懸命の走りには感動。
地味だけどじっくり観れる西部劇
『きっと最後は何らかのシチュエーションで、保安官が女の子を窮地から救ったりするんだろうなー』と、漠然と予想していた通り王道的ストーリー展開。マット・デイモンの役もちょっとあっさりし過ぎて勿体無かったかと。
が、やはり仇討ちものは泣けます。王道上等!
時間も長過ぎず丁度良い感じで楽しめました。
ジェフ・ブリッジスの「駄目人間だけとこいつが何とかしてくれる」感もとても良かった。
ネットで見掛けた口コミで高評価だったので観ましたが…うーん、not for meでした。

マティの聡明さと肝の太さは観ていて気持ち良く、応援したくなるんですが、ルースターの魅力がよく分かりませんでした。
ジェフ・ブリッジスさん、「最後の追跡」でも思いましたが、台詞がモゴモゴしてるか唸ってるかで、どちらにしても何を言っているか分かりづらい…今作もずっと聞き取りにくいお喋りをし続けるので、マティのハキハキ喋るのが際立っていました。

あと、追跡劇が思ったより単調で、もう少し展開にメリハリが欲しかった。
追跡に失敗し諦めかけた後にばったりチェイニーに遭遇、そこからの捕物劇への流れはたまたま上手くいったという感じで、今までの追跡は何だったんだろう…と思ってしまった。

良かったところを挙げたいけれど、マティの逞しさ無鉄砲さ以外にはあまり思い付きません…。
「勇気ある追跡」と原作を同じくする現代西部劇。内容そのものは女の子+男二人のロードムービー系復讐譚なんだけど、ジョン・ウェイン系の痛快活劇でもなければマカロニ的ハードボイルドでもないんだよね。あくまで『成長した女の子が過去を振り替える昔話』とでも言うべきスタイルなのが面白い。旅路の雰囲気も相俟って、何処か悠然としたムードで話が進むのが印象的。

これが映画初出演らしいヘイリー・スタインフェルドが存在感抜群。あどけなくて可愛らしい風貌と度胸に溢れた演技が実に対照的でグッと来る。そういったキャラ付けのおかげで、ワイルドな男二人に挟まれても十分張り合えているのが面白い。保安官とレンジャーも何となくボンクラな雰囲を漂わせつつ、決めるところではきっちり決めてくれるので渋い。雪景色や林などの風景を印象的に映しながら、適度にシニカルで滑稽な描写を挟んでくる道中旅の雰囲気も良い感じだ。

原作通りとはいえ、作風が作風なだけに序盤の吸引力が弱い印象はある。登場人物の人物像を掘り下げる場面ではあるけど、交渉や裁判などの会話劇が続く冒頭はちょいと退屈だった。旅が始まってからも派手な場面や劇的な引きが少ないので、解りやすい娯楽性を期待すると肩透かしを食らいそう。それでも終盤の1対4の決闘はかっこいいし、女の子を助けるために保安官が走るラストの場面も情緒に溢れていて堪らない。本編の冒険譚が成長した女の子にとっての思い出となった終幕も感慨深い。
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