LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門の作品情報・感想・評価

LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門2017年製作の映画)

上映日:2017年02月04日

製作国:

上映時間:54分

3.7

あらすじ

今回の主役は孤高の剣士・石川五ェ門。裏切りの者の汚名を掛けられた屈辱は己とこの刀で必ず晴らす 最強の剣士誕生の瞬間を描く!!「たとえその先に待っているのが『死』だとしても、曲げるわけにはいかねぇ男の生き様だ」これは若き剣士・石川五ェ門が最強に目覚める瞬間を描いた物語

「LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門」に投稿された感想・評価

Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

五右衛門がメインの作品も数点あるけど、今回も渋く、良かった。
ただバミューダの亡霊に関して、もう少し背後関係を分かりやすくしてほしかったかな。
 ハードボイルドルパンシリーズ。峰不二子という女に続き、次元大介の墓標と来て、今度は五エ門。

 時間的にも内容的にも、あっさり味。ファンディスクっていうか、一本の映画でやるような内容か?って言う感じ。
 寡黙なキャラクター故に語り部を用意しなきゃいけないのはわかるけど、修行にひたすらくっついていってるルパンと次元がなんなのか、よくわからないし、五エ門の超えるべき壁としてホークを用意したは良いが、あまりに強すぎて、ルパンや次元がヘコヘコ尻尾巻いてるのもなんだか。

 ファーストコンタクトで、次元と五エ門がどう描かれていたのかって考えると、今回の次元は弱すぎる。
 殺陣だったり、五エ門が窮地から這い上がり無双の強さを手にしていく様自体はシンプルにかっこいいんだけどさ。
このクォリティと雰囲気で映画作って欲しい。最高。
映画館でジンジャエール片手に酔い痴れた。
ハードボイルドすぎてやばい 血がやばい 二度寝すると必ずやばいシーンが夢に出て来た
ルパンたちが出会ってまもないストーリー
五右衛門の厳しい修行をして敵に打ち勝つシーンと斬りあいがみどころ。
watarihiro

watarihiroの感想・評価

4.6
コミカルな描写じゃなくスタイリッシュかつ大人に感じで描かれたルパン映画。そして石川五右衛門が主人公。
自分を用心棒として雇ってくれたヤクザの親分がルパンを狙いに来たアメリカ人のせいで死ぬ事になり、さらに自分の愛刀の鍔が壊されあっけなくやられてしまう。そんな傷心の中、さらなる高みを見つけ、修行に励み、リベンジする。

本当に面白かったが描写がぐろかったです。劇場で見たとき少し心臓に悪かったです。

あのアメリカンもう少し本気だせば一瞬にして殺せたんじゃないかな笑。鑑賞後友人とちょっとアホじゃないという話になりました笑
五ェ門の切り株表現って、有りそうで無いかも。テレビシリーズの延長として観てたのでびっくり。
どんな事情があったとしても、
五ェ門のストイックで尋常でない設定の修行には笑ってしまう。
ようそこまで準備したな、と(笑

挫折の衝撃や蘇る恐怖にひたすら向き合い研ぎ澄ましていく男の姿。
男の意地とこだわりを理解して見守る男たちの姿。
それは理解できないと去っていく女の姿。
光明を見出し、火が灯った眼光と所作で相手を退けるまでになった男の姿がシブく格好よく描かれている。

敵が一時無双するくらい強いところも、ルパン映画にはあまり無い展開なので興奮した。ファンシーな出で立ちや可愛い所作とのギャップで恐ろしさが際立つ。

五ェ門の成長に焦点を当てた短時間の作品のため、敵の全貌が分からず仕舞いだったのは気になるところ。
滝和也

滝和也の感想・評価

3.5
斬鉄剣敗れる!
五ェ門危機一髪!
ルパン三世内において
最もハードな路線を
行くシリーズの
五ェ門主役回。

ルパン三世は最初のシリーズからほぼ全てみております。(最新の青ジャケは途中までですが…。)ここ最近、ルパンは旧来のTVシリーズ、赤ジャケや宮崎駿のカリ城に近いものと原作やファーストルパンの前半部に近いものに分かれて表現されています。より親しみやすく、コミカルさが強調されるのが、イタリアン・ゲームやコナン君に出ている前者。よりハードで渋い大人な展開を見せるのが峰不二子という女や次元大介の墓標の後者。今作は正に後者の作品でハードボイルドと言うか、時代劇や任侠ものに近い(^^) 

五ェ門は博徒の一家の用心棒として草鞋を脱いでいた。伊豆沖で停泊する巨大な賭場を要する豪華客船。偶然ルパンと不二子はその売上金を狙い、潜入していた。突然エンジンルームから轟音がたなびく…。それはルパンを狙うバミューダの亡霊、ホークが奏でる破壊音だった。五ェ門は組長のため、ホークを迎え撃つのだが…。

ホークは一見カウボーイの格好をした巨漢の髭ジジイだが、強敵。異常な頑強さと研ぎ澄まされた反射神経で次元のマグナムの弾丸も得物である斧で弾くと言う完璧な殺し屋。手斧だがマサカリなみの大きさの刃を持ち、二刀流である。(さながらゲッタートマホークでありゲッター1並の使い手)。強いのはわかる。パワー系でありながら、俊敏さを持つと言う完璧な戦士なのだが…。正直言えば物足りない…。キャラデザインがやはり微妙な気がする。理不尽にも敵殺し屋が襲い来る場合、キャラは重要だ。マモーしかり、魔毛狂介など。そのプロットが似かよるなら、キャラは重要だ。今までルパンや五ェ門の好敵手にいないタイプではあるが。

内容はTV放送を想定していないのか、グロ描写はルパン史上一だろう。そもそも斬鉄剣を本気で振るえば、当然の帰結なのだが。五ェ門の敗北からの再起の物語であるが故、暴力描写もハードであり、そこからのカタルシスは必要だろう。痛めつけられ、這い上がるその姿には。またそのハードさが死闘を巧く見せてくれる。

惜しむらくは、五ェ門がかなり若く見えるのだ…。声はまだまだ先代の渋みに届いていない。故に腕も未熟に見える…。だが今作を通して、五ェ門自体が成長し、極意に達するように、声優さんも伸びてほしい…。

ちなみにとっつぁんだが本来の出来る漢のキャラであり、格好良く描かれている。ルパンも次元も今回は刺し身のツマだし、不二子も同じ。とっつぁんのほうが活躍してる気がします…

さて、残るはルパン主役のハードバージョンなのだろうか。出来れば映画の2時間もので見てみたい。
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