内容自体は地味なストーリィでありどうということはないのだが、「ヒロシマ・モナムール」を意識させようとしている題名が全く好きではない。事故以後いくらも経過していない時期ならともかくとしてこれを撮った時…
>>続きを読む❶あいち国際女性映画祭2016で鑑賞。2016.09.07
この映画祭で一番の価値ある作品。
冒頭、桃井かおりのビデオメッセージあり。
➋最初に映るのは、被災後の福島の風景。
放射線で汚染された土の…
被災地福島を扱った作品は色々あるが、洋画は珍しい。しかも独語でモノクロときた。結婚の失敗で傷心のマリを演じるロザリー・トマスと、福島最後の芸者サトコを演じる桃井かおりの母娘のようなコンビがよい。桃井…
>>続きを読む3.11映画祭(3331アーツ千代田)で観た。
東日本大震災から6年経った今でも行方不明が多数いる現状から「幽霊」を認識する人々の想いを感じることが出来た。
しかし映画だけを見てもそれを感じることは…
被災地を舞台にし、現地に暮らす人々をエキストラに起用しているのであれば
もう少し政治的にもメッセージ性のある内容での筋書きにすれば良かったのではないか?と、せっかくの機会を活かしきれていない欲求不満…
ドイツ映画祭2016 HORIZONTE にて
監督・桃井かおり・他出演者が登壇
ドイツ語とドイツ語圏の芸術を専攻しているため興味本位でそんなに期待せず鑑賞。
フクシマが舞台ということで相当重苦し…
ドイツ映画祭2016「HORIZONTE」にて。
本作の舞台である、東日本大震災〜原子力発電所事故の発生した福島。たかが映画なんぞであの未曾有の惨事をどう表象するのか。必ずついて回る根元的な問い。…
ドイツ映画祭にて
他人の過去へ立ち入ることの難しさ。というよりそんなことは本来不可能で、ハチミツの空き瓶や使用済みの歯ブラシを通してしか、彼らの人生の一瞬を知りえない。
彼らが亡くなったという…