映画としての完成度が高く、脚本や演技が素晴らしい作品であった。ただ、個人的には少し物足りない作品であり、物語の進みが平凡に感じた。内容を深掘りすればメッセージなどを読み取れるのだろうが、映画というよ…
>>続きを読む夢が物語を進めていくのが面白い
語られないところで、セリフの断片とか表情とか仕草で何かが伝わる瞬間がとても楽しいし、これが映画の醍醐味だよなと気づかせてくれた。
愛してるって伝えることは、
相…
全体的に音と映像は良かった。中でも大人になったシャロンが母親やケヴィンと会うシーンが特に良かった。しかし、ケヴィンとの海のシーン、ポイントのはずなのに、映像がなんかのっぺりして見えたけど、映画館とか…
>>続きを読むえ、これで終わり?
という思いにかなり心が支配された。
少年期、青年期、成年期とテンポよく描かれるが、通して描かれるテーマは愛を知らない黒人、そしてゲイ。
「自分の道は自分で決めろ」と、代理父に言…
月の明るさなどもはや感じ取るべくもない現代都市の住民が、今一度思い出すべきことこそ、誰のもとにも降り注ぐこの光の青さなのだろう。時そのもののような静かな流れの中にはっきりと浮かぶ印象的なせりふが、青…
>>続きを読む◆秘め続ける苦悩、忘れられない悦び
観るまではまったくどんな映画か知らなかった。
「観る者の想像力と誠実さを信じてくる映画」「派手な語りも明快な救いもないけれど、ただそこにある痛みへ目を向ける…
社会的テーマを多く盛り込んでいる割に、シンプルで見易い、潔いい話。
"わからない"をそのまま映像化した感じ。もちろんいい意味で。
"わかりたい"からこそ"わからない"し、知らず知らずの間に知った気…
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