おとなの恋の測り方の作品情報・感想・評価 - 147ページ目

「おとなの恋の測り方」に投稿された感想・評価

おとなの恋の測り方

口論の絶えない元夫と共に働くバツイチの弁護士 ディアーヌ(ヴィルジニー・エフィラ)は、レストランに忘れた携帯電話を拾い自宅へ電話をかけてきてくれた男から食事に誘われる。
男の予想だにしない受け答えとユーモアに心惹かれたディアーヌであったが、待ち合わせ場所に現れた身長136cmの建築家 アレクサンドル(ジャン・デュジャルダン)を前に困惑してしまう。
半ば強引に連れていかれたスカイダイビングをキッカケに恋へ発展していくも、ディアーヌは2人でいる時の周囲の反応に不安を募らせていってしまう。
身長差故に苦悩する男女の恋愛を通し、心の小ささ 心の大きさを描いた作品だ。

白状するが、ぼくはこの作品を観るのが怖かった
予告を観た時点でチクチクするモノをたくさん感じていた
いちいち自覚したくない自分の卑しさを突き付けられる気がして不安であった

先に結論を言ってしまえば、比較的ポップに描かれるのと心を抉りにかかってくる描写が希薄なため打ち拉がれることはなかった
綺麗に描き過ぎている気がして物足りなさを感じる反面、どこか安堵している自分もいた。

いつからだろう
相手の心に辿り着くのが難しくなったのは
容姿 年齢 学歴 職業 年収 家柄 趣味嗜好 身体の相性etc…、相手の心や人となりを知る前に知っておきたいことが山程ある
子どもの頃はもう少し真っ直ぐ相手を見つめられていたはずなのに、今ではそれが難しい
真っ先に相手の心に辿り着くのは困難だ

中にはすんなり辿り着ける人もいるかもしれない
少なくともぼくは違う あなたはどうだろう?

人は見た目じゃない
金がすべてじゃない
大事なのは心

そうだといいな そう信じられる自分でありたいなと思うけど、中々そうはいかない
見た目も大事だしお金も大事
その前提をクリアしてこその心
カワイイに越したことはないし 胸が大きかったら嬉しいし 互いに金に困ってない方が尚良い
それで心も清らかならパーフェクト

その容姿に惹かれない人の心に触れようなどとは端から思わない
自分の家族と同じ名前だったりしたら、そもそも恋愛対象から外してしまうかもしれない
女性であれば自分より低身長、男であれば高身長の相手を選ぶのは躊躇する
自分と釣り合わない綺麗さ・カッコよさを持つ相手にはそうカンタンに近付けない
いくら綺麗事を並べたところで、人ってそんなもんだ

2人の出逢いのように、非日常の出来事が起きなければ不用意に無縁の他人とは関わらない
あらゆる条件をすっ飛ばせてしまう恋ができるのは、いつだってそんな時だと思う。

ぼくは肌が荒れている 右目にあるシミも死ぬ程恥ずかしい
他にも触れられたくない部分が山程ある
身長は175cmあるが、アレクサンドルと遜色ないコンプレックスを持っている
僅かでも触れられようものならすぐさま心をシャットアウト
それが善意であれ悪意であれ関係ない
A.T.フィールド全開である

あなたにだって何かあると思う
人と比べたり大小優劣決めるモノでもないが、生きていれば皆何かしら抱えている。

抱えた想い故に相手の心へ辿り着けないことがある
自分の心へ辿り着かせることを拒んでしまうこともある
それでも、アレクサンドルは相手の心に辿り着こうと努力していた
自分の心に辿り着いてもらうための努力もしていた
だからこそ彼は輝いて見える
あなたやぼくと同じ痛みを抱えながらも、明るく 前向きに 真摯に振る舞い続けている
それは容易なことではない

だが、そんなアレクサンドルの葛藤が注力して描かれない
随所で感じられはするが、その深みへ焦点を当てることがほぼ無い

彼のユーモアと努力のおかげですんなり恋に発展しちゃうけど、どちらもセレブリティなのがどこか胡散臭い
信じられない
信じさせてくれるだけのバックボーンを丁寧に描いてはいなかった。

もしアレクサンドルが貧乏人だったらディアーヌは恋に落ちていただろうか
スカイダイビングなしの彼の話術だけで惹かれていっただろうか
こんなことをイチイチ考えてしまう自分の卑しさこそ軽蔑するべきなんだけど、観ているのがしんどくて 苦しくて やんなっちゃう位の葛藤をしっかりと感じさせて欲しかった。

ラスト
徐々に高まってきていたファンタジーの度合いが増し過ぎて、これっぽっちも響いてこなかった
もっと明確な障害を乗り越えた末に辿り着く境地を見たかった
アレクサンドルと元夫との約束も投げっぱなし

人の心を突く最強で最狂な題材を扱っておきながら、その真価を発揮することがないまま終わってしまった
あの世界では「終わり良ければ全て良し」かもしれないが、あなたやぼくが生きる世界はそうじゃない

一つの答えを 可能性を 救いを 勇気を示して欲しかった
映画とはそういうモノではないだろうか。

青春★★★
恋 ★★
エロ★
サスペンス★★
ファンタジー★★
総合評価:C
gm

gmの感想・評価

3.0
えーっ!この主演の男優さん、CGなんだ。本当は182㎝あるんだとか。

映画は割と普通のラブストーリーだったかな。
mpc

mpcの感想・評価

3.6
低身長の建築家男とバツイチ美女の恋のお話。

少し出来すぎなストーリーだけと主人公がキャリーマリガン似でかわいくて飽きずに観れる

恋愛だけでなくそれぞれがもつコンプレックスや差別などが網羅されている

CGってことは事前に知ってたけどシーンによってはかなり男性の身長が違うのが気になった😹💦

おフランスのラブコメは「タイピスト」以来だけど果てしなくポップでかわいい世界

挿入曲が素敵であとからググって聞きまくってます

かなり広告うってたのに初日客の入りがそうでもなかったのは身長を気にする男性には受けない内容だからかね??
ライバルとのツーショットかわいすぎ
女の人すごい美人さん
息子超かっこいい
目の保養movie
debadgal

debadgalの感想・評価

3.6
フランス人の恋の仕方?なんて知らないけど、面白かった。テンポが早くてストーリーを完全い展開できなかった感じ。予告編で出た音楽がすごく素敵だったのに本編では出なかった。残念。
身長差カップルの苦難をコミカルに描いたフランス映画。低身長の主人公を演じるジャン・デュジャルダンがおかしくも切ない。一見人気者の彼だけど、実は誰よりも孤独。ラブコメというジャンルの枠を超えて、差別や偏見について考えさせられる一本。
unubore

unuboreの感想・評価

3.5
弁護士の女性ディアーヌがレストランで携帯を忘れた事がきっかけで136cmと小柄な建築家の男性アレクサンドルと出会い、知的でユーモアな彼に徐々に惹かれていくけど理想の男性像も捨てられない。

設定に惹かれて見たけどストーリーはいたってシンプルな昔からある様な普通のラブコメ。フランスを肌で感じれる大人の上品さも無ければ、ゲラゲラ笑える程のコメディでも無いので
(アレクサンドルと元夫が顔合わせるシーンは声出して笑いましたがw)
物足りなさはありますけど、二人の恋の展開はなんだかんだ気になるしテンポも良いので気軽に楽しめる作品だと思います。

小柄で知的な男性の恋模様はゲームオブスローンズのティリオンが思い浮かぶのですが、本作は実際182cmあるジャン・デュジャルダンを小柄に見せるためCGや、あらゆる技術を駆使して撮影したとの事。
本編よりも舞台裏が凄く気になりますね
kametake

kametakeの感想・評価

4.0
タイトルが深い。測るとは基準と比較する必要があるが、恋に一般的な基準ってあるのか?観る前はそう思ってタイトルが不快だったんだけど、意味はすぐ分かった。

障害は君の心の中にあるという言葉が胸をうった。

ニヤニヤしたり悲しくなったり、いい映画だった。
#filmarks2017
恋愛に身長は関係ないっていう話。
周りにどう思われようが関係ないっていう話。
いくら身長が高くても心の大きさが大事だよねっていう話。
言いたいことはわかるんだけど...眠くなりました。
タケオ

タケオの感想・評価

2.8
私は身長が低いのがコンプレックスです。身長を理由に何度もフられたことがあります。
そんな理由もあり、本作への期待度があまりにも高くなっていました。そのため、結果として少し物足りない作品でした。

離婚した夫との関係に悩む弁護士のディアーヌと、ユーモラスで知的でハンサムだが発育障害により身長が136センチの建築家アレクサンドルの恋の行方を描く本作。

身長が低くても、巧みな話術と大胆な行動でディアーヌを虜にしていくアレクサンドルのスキルには見習うべきポイントが沢山あるなと思いました。

また本作では、身長が低いという概念に縛られずに堂々と生きようとするアレクサンドルを肯定するだけでなく、そんなアレクサンドルを支えようと努力するディアーヌもしっかりと肯定しているのがとても好印象‼︎

植え付けられた偏見に立ち向かうちょっとユニークなラブストーリー!

題材が良かっただけに脚本の練りや人間ドラマが浅かったのが残念で仕方がない。
う〜ん、もう少しサブキャラクターに力を入れても良かったんじゃないかな〜?

ていうか、結局金じゃねえか‼︎‼︎
そこが一番気に食わん‼︎‼︎