居心地の悪い、だけど何処かに希望を探してしまう生活。
悲しみや人の優しさに触れる一人称の時間がある一方で時間はただ美しく過ぎていく事を思い知らされる映画。
山下義人がポストにメッセージを投函する…
区切りってなんだろう?
男女がほとんど別れていても、誰にも何も言わなければ付き合ったままだし、終わっていたとしても、知らなければ終わっていない。死んでても、誰かの中で生きていればほとんど生きている。…
わかりそうでわからない話で、結局わからなかったけど、でもかなり好きな作品だった。
女の子たちが全員魅力的ですごい。キャスティング力強い。
東京編のメガネ男子(名前忘れた)のべそべそ感が最高だったし…
『日常って人の数だけ存在するんですよ』
結び目が解けるように女の子たちが家から飛び出していくところが綺麗で好きだった。
義人が自殺をするのを見守って「おやすみ」と言い合うシーンと、太郎と青葉が…
愛している人は、死んでしまったことも含めてすべて受け止めたい。みたいなことなのかな。
ひとつの空間に女性がいっぱいいるシーンはまじでなに?
男が死んで家の外で走り回るシーンもなに?
庵野的、新海的…
どこか掴みどころのないシュールな群像劇
色んな人物の物語が結末に向かって奇妙な過程をとりながら帰結していくのが個人的に面白い部分だった。物語の根底にあるのは人の"生"と"死"それらと対等して愛が存在…
ENBUゼミナール