狐の呉れた赤ん坊の作品情報・感想・評価

「狐の呉れた赤ん坊」に投稿された感想・評価

nagaoshan

nagaoshanの感想・評価

4.2
丸根 賛太郎監督作品!

日本映画名作選⑤

『無法松の一生』での阪妻さんも素晴らしかったけど本作も更に素晴らしい作品でした。

酒と博打🍶と喧嘩に明け暮れる大井川の川越人足の寅八こと寅さんは人を化かして騒動になってる狐🦊を退治に「任せとけっ!」て勇んで行くが赤ん坊に化けていやがったと捨て子を拾ってきてしまう笑。
一向に狐に戻らない赤子に困り果て赤子を元の場所に置いてくることにした寅さん
しかし、情が湧いてしまって育てる事になってしまう笑(^^)

チャップリンの『キッド』と同じ様な設定でこういう物語大好物だけどやっぱり(T . T)ますね笑

父親になる覚悟と責任…

肩車からのちゃんの願い!
「父ちゃん!オイラに任しときねぇ!」

良か映画!
剣戟王阪妻の可愛い荒くれパパ映画 結構前に観たんですが何故かずーっと好きです 謎のアグレッシブさも大好き
温八

温八の感想・評価

3.0
津川雅彦の子役デビュー作。
当時からもう立派に俳優。只者ではない子供役なのだが、本当に只者じゃないオーラが出ている。
なにかのインタビューで、「子役デビューした時、泣かなきゃいけないシーンで涙が出なくて撮影中断してしまい、母が死ぬところを想像したら泣けそうになったから『今だ!早く撮ってくれ!』って言って急いで撮った」と言っていたのだが、本作での出来事だったのだろうか?
ええ話やなぁ…。

子役の津川雅彦も いい。晩年にヘイトかまさんかったら「いい役者やったね」で終わったのに…。
erigio73

erigio73の感想・評価

4.0
あの凜とした雰囲気のある子役が津川雅彦になったと知ってびっくり。阪東妻三郎は田村高廣に似てた。親子なので当然だけど。くすりと笑ったりほろりとさせられたり、始終感情移入しながら見た。質質始終苦の看板。質札をつけたままの紋付。がたろ山と呼ばれる関取。大阪出身の飲み屋の親父。ほか、脇役も皆良かった。
この日に、この大傑作でフィルマークスをスタートしたいと考えていました。
幼少期、仕事の関係で殆ど家に居なかった父との最も古い思い出は、子供を肩車しての20~30メートル走で一等賞になったこと。
幼稚園の運動会だったと思います…
本作のラストシーンを観る度に、その記憶がよみがえり涙が溢れて止まらなくなります。
終戦直前の日本経済が崩壊したかの様な物資不足の時に作られた名作映画。
(・ω・)ノ

酒呑みの乱暴者の人足が、赤ん坊を拾って来る(ほっとくと死んじゃうからね)。
o(`ω´ )o

最初は厄介者扱いしていたが、段々と情が湧いて、良い父親になろうと、酒をやめて必死で働いて子供を育てる。
(・ω・)ノ

ところが、この男の子が御家騒動に巻き込まれた大名家の若様だった事が分かる。
Σ(゚д゚lll)

大切に育ててきた子供を手放すのは嫌だ。
でも、自分みたいな底辺のクズに育てられるより、この子の将来のためにも大名家に返すべきなのか?
悩んで、苦しんで結論を出します。
。・゜・(ノД`)・゜・。

いやー、映画って本当にいーもんですね。
(・ω・)ノ
negiko

negikoの感想・評価

3.6
荒っぽい阪妻(その日暮らしの人足役)が四苦八苦しながら拾った赤ちゃんの父親になっていく姿が微笑ましい。
女性とのやり取りも良かった。
昭和の白黒のころの作品は、余計なテクニックがなくストレートに表現しているから、見る方にも素直に伝わって来て良いですね。
暴れ者で酒飲みの「張子の寅」と言う男がひょんなことから捨て子を育てることになる。最初は厄介がっていた寅であったが、育てていくうちに情がわき、やがて寅は酒と博奕と喧嘩から足を洗い、善太と名付けた子供の良き父親になるのだったが…
検閲が厳しい当時苦心して作られた事が想像に難くない。ちゃんばらや仇討ちが認められないなかで、刀を持ったら右に出るものはいない阪妻に子供を抱かせた異色作。しかも子どもは5才の津川雅彦。
この映画にとって時代劇とは手段のひとつでしかなく、、
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