赤西蠣太の作品情報・感想・評価

「赤西蠣太」に投稿された感想・評価

324

324の感想・評価

3.8
可愛い。エルンスト・ルビッチみたいに洗練されて機知に富んだ印象。このくらいの時代の映画には、黒木華に似ている人が必ず出てくる気がする。
伊丹万作監督は息子の伊丹十三さんが監督デビューを果たしてから名古屋の映画館シネマテークで見ました。
なんともセンスの良い映画を撮る監督だと思いました。もう一度見て見たいですね。
てぃだ

てぃだの感想・評価

2.4
うーんすごく分かりにくかった。時折字幕はさまったり画面とんだり醜いけどこれは演出なのか保存状態が悪いせいなのか。あと伊丹さん息子さんみたいなコメディ想像してたらあれ何か違うw。
TsutomuZ

TsutomuZの感想・評価

2.9
明朗時代劇と称される片岡千恵蔵が独立して作った千恵蔵プロ作品。

しかし、何をもって明朗か残念ながら私にはわからず。
猫には優しいけれど女性扱いは苦手そうな主人公の蠣太ですがヒロイン小波を射止める過程は胸がキュンとしました。小波からの恋文の返事はなかなか情熱的な内容で蠣太と小波の映像を重ねながら恋文を読ませる演出は上手いなぁと唸りました。場面がテンポ良く変わり戦前の映画なのに構成に現代風のリズムも感じます。公開当時としては新鮮だったのではないでしょうか。蠣太が腸捻転になったお腹を自分で捻り治したくだりは苦笑しましたが面白かった。ラストで蠣太と小波が恥ずかしそうに対面する姿は微笑ましく、BGMに結婚行進曲が流れる演出も斬新でした。
mimi

mimiの感想・評価

3.6
志賀直哉の小説が原作。
かなり昔の作品だけど恋愛も絡んでくるので見やすかった。
小説と比べながら観たら面白かった。
昔の映画ってなんか抵抗あったけど 凄く面白かった
音楽もポップだしちょいちょい挟む小ネタやギャグに笑ってしまった
なんか新しい刺激をもらえました
昔独特の歌舞伎のような殺陣シーンや、時代劇なのにBGMは西洋クラシックみたいな今では見られない作品でした。
ふふひ

ふふひの感想・評価

3.4
繰り返して笑わせるわかりやすいユーモアを持っていて楽しめた。
思いも寄らない形で発展する恋愛パートは勇気をもらえる。
江戸時代に起きた「伊達騒動」をユーモラスに切り取り、モダンに仕上げた伊丹万作監督の傑作!
原作は志賀直哉の同名短編小説。その志賀直哉が絶賛した脚色もまた、伊丹万作氏によるもの。

伊丹万作監督といえば、「無法松の一生」や「手をつなぐ子等」など、ヒューマニズム溢れる作風で知られていますが、この「赤西蠣太」は遊び心に満ちています。1936年に公開された時、劇場でみんな腹抱えて笑ったんだろうなあ。大スター片岡千恵蔵が醜男を演じるんだから(ムロツヨシに激似!)みんなそれだけで楽しかったろうなあ。

刃傷沙汰のシーンでは立ち回りを控えめに、しかしきっちりと見せ場は作りつつ、多くを武士たちの狼狽ぶりにあてるあたりも、伊丹監督の風刺が効いてるように思われます。

この「赤西蠣太」、youtubeにもどなたかが全編アップしてるようなので、気になる方は是非見てみてください。

伊丹万作氏の監督作品にもっと触れたいなあ。「国士無双」とか「忠治売り出す」とか、シナリオすごい面白いんですよ。フィルムが現存してないから、叶わぬ望みなんですけどね・・・。

(2016.8.14. なかの芸能小劇場の「なつかしの日本映画傑作選」にて鑑賞)
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