わたしたちの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「わたしたち」に投稿された感想・評価

くみん

くみんの感想・評価

4.0
この年頃の女の子達って本当に残酷。いろいろあってでも最後には仲直り…なのかと思いきや、そんな綺麗事には終わらせないってところがリアル。

お母さんが最高だったな。夫の親にあんなに親身になれるって人として尊敬。ミシンとアイロンが常にある部屋からして縫い物が趣味とみた。かわいい花柄のテーブルクロス、ソンの机にまでテーブルクロス、部屋の仕切りとか、寝具とか。小さな家の台所とつながる庭には花々が咲き乱れ、家庭菜園のグリーンもいっぱい。そして冒頭うず高く積まれたキンパの迫力〜!笑顔でお料理上手でソンのこと尊重してくれるお母さん。ソンは学校でつらいことがあってもこの家があるからなんとか素直に生きている。あと、弟の可愛さよ!

しかし、ドッヂボールってなんて罪なんだろ。これはスポーツとは言えない。私も嫌いだったけど、今も学校でやっているのかな、廃止せよ!思った。
ずっか

ずっかの感想・評価

4.5
子供の頃はどうして簡単に心を通わせ友達になれたのかなって思う。
幼さゆえの素直な気持ち。そして初めて感じる感情。嫉妬、劣等感、こういうのを隠さずぶつけていくっていうのも大事だ。蓋をしてしまえば大切な何かが失われていくきがする。
何が正しいかじゃない、
ホントの素直な心をかえりみたとき
人はより柔らかく温かな心を持てるのかな。
大傑作映画じゃんこれ

はちどりもそうだったけど韓国のこの手の映画って天才的なの多いね

最初のドッジボール(ドッチボール?どっちでもいいけど)の流れから掃除を押し付けられるところまでのリアルさ…もうこの時点で五億点ある

完全に俺たちの映画だよね
大人になった自分だとバカだな〜もっと上手くやればいいじゃんってなるんだけどね、小さい学校という世界じゃ長いものに巻かれるのが最善だからね…ツライ
あと友達が家で勝手に扇風機つけるシーンとかめちゃ腹立つな〜とか思いながら観てた


でもね、結局ソンは両親に恵まれてるの本当に悲しいね
【だから友達がいないんだよ】

学校でいつも一人ぼっちだった11歳の少女ソン。次学期から来る転校生のジアとたまたま出会い、そこから2人は仲良くなる。しかし新学期が始まると2人の関係が変化していき…。

秀作。
小学生のいじめ、スクールカースト、家庭環境の格差などをリアルに描き、そんな状況下で11歳ながら戸惑い、葛藤しながら成長していく子供たちの姿を映したヒューマンドラマ。

OP、ドッジボールの人選決めのシーン。しかし映されるのは主人公ソンのクロースアップ。いつまでも選ばれない彼女は、既に無理して作られた笑顔が垣間見え、そしてその作り笑顔すら消えてなくなる瞬間を長回しで捉える。そういった機微を逃さず撮り続けているのは本作の特徴。どんどん惹き込まれていく。

仲間外れにされる悲しさと苦しさ。
友達ができた時の喜びと楽しさ。
裏切られた時の怒りと虚しさ。

小学生ながらそれらを経験するのは余りにも酷ではないか?いや小学生の時にそれを経験しておいた方が良いのか?

イジメを扱う映画というのは、ある程度酷いイジメの描写を見せる事によって、いじめられっ子側の気持ちに寄り添わせるものが多いが、酷いイジメの描写(靴に画鋲とか個室トイレで水かけるとか)ほど自分の世界には無かったものなので〝映画的〟と思い〝作り話〟とどうしても感じる事が多い。
しかし本作では、黒板に悪口を書かれるというような演出が一部あったくらいで、仲間外れというものをリアルに映していた。

友達だと思っていた人が離れていくあの心配が膨れ上がる感じ。悪い予感は当たってしまうというのも分かる。裏切られたから裏切る、でも繋がりは欲しいという小学生の気持ち。これもめちゃくちゃ分かる。

さらに本作は家庭環境にも焦点を当てていて、そこが原因でやってくるイジメというのは勿論現実に存在するであろう。アルコール依存症の父親、放っておく母親、友達に殴られる弟。ソンの居場所は…。

疎外される気持ちをドッジボールの外野に行かされる描写とリンクさせる巧さ。それをOPとEDに違う形で映すのだから、これはもう映画としても巧妙と言わざるを得ない。

次作の『우리집』 も観てみたい。
これは…見ていて苦しすぎた😭
開始すぐのドッチボールが既につらい。
いじめてる側、いじめられている側がハッキリと気持ちを口にはしないけど、リアルに伝わってくる。この子役ら表情の天才かっっ!!ソン役の子すごい!!
女の子ならではの陰湿さと、存在否定するかのようなあの空間💅🏻🥒🖍
大人が分からない子どもの世界がそこにはある。「大丈夫だよね」ですませてはいけないことに気づいてあげないと「うん」と答えるしかなくなってしまう。
ささいな事で、仲間外れにされてターゲットは変わっていく。昨日まで話してくれてた子が話してくれなくなり、地獄に変わる瞬間…。あれ?何か怒ってるのかな?私何かした?っていう嫌なドキドキ感😢
ソンは本当に優しい子だと思う。だからこそ、周りにとても腹が立った。優しい子がいじめられる世界が怖い。ジアもいじめのつらさは知ってるからこその言動なんだけど、ソンを1人にしないでほしかったな🎧
お互い叩いてたらずっと遊べない。手をふりあげるんじゃなくて、話せる言葉がある。何度だってやり直せる。だってまだマニキュアは少しだけ残ってる。
30オーバーなおっさんには小学生の乙女なリアルが分かりまへん。
リアルに見せてるけど本当にこうなるの?と違和感を感じる部分が多かった。是枝映画と比べると子ども達の繊細な部分の描写が圧倒的に足りない。

小道具等による伏線の張り方、拾い方も分かりにくかった。
弟くんが可愛かったのが今作の拠り所だった。
K

Kの感想・評価

3.8
韓国映画だけどほのぼのだろうと思って観たらハードすぎて死にそうになりました。あまりにもリアルすぎる。どこの国も同じなんだなぁ。
少女間における友情と亀裂。仲間はずれにいじめに……。
微妙な心の変化や友人同士の関係性が繊細に描かれてて、あるあるすぎてめちゃめちゃ疲れました……。しんどい。

ポイントポイントで映されるソンの手の爪。マニキュアの減り方で、ソンとジアの時の経過を見せてるのいいなぁと。
最高の映画、めっちゃ良かった…
子供の表情を映すシーンが多いのが印象的でした。
あと周りの大人たちがあまりカメラに映されない(映ったとしても顔のアップなどがない)のも、この映画に合っててすごく良いなと思いました。
子供の表情や仕草をあんなにリアルに撮れるのが凄いです…

あと小学生の女子事情がめちゃくちゃリアルで観ていて懐かしくなりました。
自分も小学校時代こんなだったなと…

ラストの、ソンちゃんの爪に赤いマニキュアが小さく残っているカットが一番好きです…

映画の予告漁ってたら是枝監督とポン・ジュノ監督がこの映画をベタ褒めしていたので観てみたら大正解でした!
また観る。
あゆこ

あゆこの感想・評価

3.7
小学四年生の女の子の二人の出会いから、友情、葛藤、確執、成長を描いたヒューマンドラマ。

子役たちの機微な心情の表現がすごく上手いし、それを表すカメラワークや細かい演出も効いていて、ドキュメンタリーかのようなリアリティ。

普通にめっちゃいい子なのにいじめられちゃうのが辛い。

私の小学校時代は携帯電話もなければ塾に通う子も少なかったので、現代の子供より貧困格差が露呈しにくく、本作のような陰湿ないじめはなかったように思う。
せいぜい男子が好きな女子にちょっかいを出す程度。

自分自身にいじめの経験もなければ、淡々としていて劇的なことが起こるわけでもないのに、先が気になる不思議な作品だった。
大人の世界にも通ずるものがあるからかな?

最初のドッジボールのシーンがラストのシークエンスになっているのが良かった。


--------キリトリ線--------

以下、本作とは関係のない愚痴なのですっ飛ばしてください。

私はボールをぶつけるのもぶつけられるのも嫌でドッジボールが嫌いだった。
昼休みはいつも鬼ごっこに夢中。
ある朝担任の先生が、教育実習生と仲良くなるためにクラスのみんなで昼休みにドッジボールをすると言い出した。
強制とは聞いてなかったし、昼休みだし、参加は自由だと思って悪びれることなく仲良し4人組でいつも通り鬼ごっこをした。
そしたら後でクラスのみんなの前で立たされて先生にすごい剣幕で怒られた。言い出しっぺの私が特に。
あれは辛かったなぁ…(遠い目)
TAKA

TAKAの感想・評価

3.8
小学生の女子の友情。周りに左右されるんだよね。あの子がこう言ったから遊ばない方がいいよとか。でもこの二人はきっといい友達になると思うな。
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