優しい嘘の作品情報・感想・評価・動画配信

「優しい嘘」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

虐めで妹が自殺した。遺書が見当たらなかったが、毛糸玉5つに隠されていた。中高生にとっての友人の大きさ。絶望感が思い出せる。
たく

たくの感想・評価

3.8
ジーンと胸に染みた。娘を自殺で失った母親と姉が彼女の置かれてた状況を知って自分を見つめ直していく話。全体に地味ながら、丁寧な作りのおかげでだれることなく観ることができた。いじめをテーマとした重い話だけど、じめじめ暗い感じがないのが良かった。

平和に暮らすシングルマザーの次女のチョンジがある日突然自殺したことで、ヒャンソクも姉のマンジもチョンジの苦しい気持ちを全く理解してなかったことを知る。自殺の真相が次第に明らかになっていく中で、チョンジュの友達のファヨンの善人を取り繕う性根の悪さが怖い。彼女が言っていることがどこまで本当なのか終盤まで分からなくて、中盤から彼女がいじめの首謀者としてクラスからハブられていくのがヨンジュの二の舞とならないかハラハラした。いじめの明確な描写はほとんど登場せず、チョンジュがどれだけひどいことをされてたのか曖昧だったのはちょっとモヤモヤした。
ヒョンスクが引っ越し先にこの地を選んだ理由が怖く、やっぱり韓国は恨(ハン)の文化なんだなと思った。

ネズミ退治のシーンで突然「悲愴」ソナタ第三楽章が鳴るスローモーション映像にはびっくり。他にもヒャンソクに付きまとう元恋人の描写とか、時々入ってくるコメディ演出がいじめ問題の重さとちょっと不釣り合いだったけど、ムードが暗くなり過ぎないのはこのおかげかとも思った。ヒャンソクとマンジがそれぞれ心に折り合いをつけて前に進むラストはジーンと来たね。

ヨンジュ役は「優しき罪人」が良かったキム・ヒャンギで、抑えた演技ながら時折見せる笑顔が魅力的だった。母親のヒョンスク役のキム・ヒエは「ユンヒへ」に出てたんだね。マンジ役のコ・アソンは「グエムル」でデビューしたのね。号泣シーンが凄くて、もらい泣きしそうになった。
ちゃき

ちゃきの感想・評価

5.0
号泣でした。
お母さんとお姉さん強いなぁ
優しい子は優しい嘘がつけるんだね。

成績と信用って関係あるのか?
言葉が空中分解ってのは意味がわからなかった…。

5つ目の毛糸玉は本を読む人に宛てた手紙なのかな?
Shirota

Shirotaの感想・評価

3.9
スーパーで働くヒョンスクは、クールな長女と明るく優しい次女を女手一つで育ててきた。ある日、次女が自ら命を絶ってしまう。妹の友人たちに会った姉は、妹が家族に隠し続けてきたことを徐々に知る…というストーリー。


テーマはイジメ。

タイトルとジャケの雰囲気でほんわか明るい優しい話かと思いきや…
ジャケの女の子の顔をよく見たら、確かに微妙な面持ちをしている…😣

身体的なイジメはないけど、悪口や仲間外れ。見て見ぬふりをする子たち。
女子のイジメあるある。こういうのが精神的にじわじわとキツイんだよね😖

でも自殺はダメ‼️
残された家族が辛すぎる💧
姉が妹のSOSを気付いてあげられなかったと苦しんだり、妹からのメッセージを見つけた時の姿にもらい泣き😢

だけど、イジメてた子に姉がいう言葉、妹が残したメッセージ。そこにあったのは「許し」でした。

重いテーマなのに、最後は温かい優しい気持ちになれる作品。

イジメをしたことがある人、イジメられたことがある人にオススメ。
JG

JGの感想・評価

3.9
子供のいじめ→自殺を扱った作品は数多くあるとは思うけど、これほど繊細な描写で観入ってしまう作品は他にはないと思う。出演者全員がナイーブな心の葛藤を完璧に理解した上での演技も心打たれるものがあるし、やっぱり韓国は本気で映画を作ってるからダイレクトにメッセージが伝わってくるんだなぁ…と思う。
かれー

かれーの感想・評価

3.2
チョンジがひたすらいい子すぎる。

そして、チョンジを死に追いやった周りのその時々の感情が複雑に描かれていて、自殺は本当にわずかな不運な偶然の重なりで起きてしまい、だから皆起きてしまってから後悔するのかと思い知らされる。
内田

内田の感想・評価

4.8
涙が止まらなかった
人間の残忍さと優しさが交互にあるから最後まで観ることができた
残忍なところは観ていてかなりしんどい
親目線も子供目線もイジメる側イジメられる側傍観者という名のイジメる側(実際はあれがトドメになったとは思うが)もどれも感情を丁寧に表現してる
大人も子供も観てほしい

そして韓国の俳優さんの演技力はすごい!
Q

Qの感想・評価

4.1
苛めついて、考えさせられる映画でした。作中のセリフひとつ取っても、言い回しが色々考えさせられる映画です。人は人を必要とします。大人になると選択肢が増えますが、学生時代は学校の人間関係こそがすべて。確かに家族だからこそ、言えない事があるのも納得です。家族とは別に、他人を必要とするのは成長でもありますが、それだけに人間関係が上手くいかないと、命を絶ってしまう気持ちもわからないでもないです。元々苛めてた人が大人になって社会を形成しているわけですから、苛めがなくなる事は無いと思います。それならばせめて、苛めた側が裁きを受け、苛められる人が命を絶つという選択肢が、無くなる世の中になるよう願うばかりです。
ピエロ

ピエロの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「他人なら話せるけど家族には話せないことがある。
知らないからこそ家族の絆は強いんだ。」

遺書を遺さず自ら命を経ってしまった妹の死の真相を知る為、彼女の交友関係を調べはじめる姉。
もう戻ってこない人を思いながら、それぞれが苦しみながら生きていく。
前を向いて進むにはどうしても本人の言葉を聞かなければいけなかったのだと思う。
勉強は好きじゃなかった。他人から家族の知らない姿を聞かされる。気づいてやれなかった、助けてあげられなかった、最期に抱きしめてやりたかった。そんな家族の想いに応えるように赤い毛糸玉に書き残したメモを発見。
そこには救いの言葉が…
いじめっ子へのメモ
てっきり罵詈雑言恨みの念が込められているものと思いきや『許して去る』と。
人間にとって一番難しいことは憎しい相手を許すということだと思っている。
彼女はとっくにそれができていたらしい。
怨みの念って恐ろしいもので薄れてはいくけどそこにどこかにずっと残っているもので、死ぬほど憎い相手なら消えない。
自分は居なくなるけど、相手はこれからも生きていくから、二度と間違いを起こさぬように相手を気遣って。私なら一生その事を忘れないだろうなぁ
本当に優しい子。
遺されて生きていく人間にとっての唯一の救いは死んだ人間の言葉だったり、するよね
呪いと救いはすぐ近くにあったりなかったり?
2022年、118本目(ドラマ除く)。

いい映画だった。
でも、見ていて辛い映画でもあった。
辛くなりすぎないように作られてるけど、
真相に近づくにつれて
どんどん胸が苦しくなる。

いじめた子が何より悪い、
みたいな感じになってるけど、
正直、傍観者である他の学生たちも
いじめの首謀者と罪の重さは変わらないと思う。

そして、
普段とは様子の違う娘、ないしは妹に
違和感を感じながらも、
忙しい、煩わしいなどの理由をつけて
取り合わなかった、
そのまま放置した家族もまた、
同じくらい罪深いと思う。
普段、仲が良い家族なら尚更。
気づいてあげないと。

みんな演技上手かったなぁ。
今回は脇やけど、
チョン・ウヒ好きやぁ!
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