前半はダメな父親をひたすら描き、後半の葬式で佐藤二朗を筆頭に笑いを入れつつも、父親の人となりが明らかになって最後には泣けるという構成を70分に収めた斎藤工の力量は素直にすごいと思う。 家庭外の父親の…
>>続きを読む火葬炉→蝉を焼くこども→葬式 →雀荘→借金取り立て→・・・
実話と聞かされてしまうと無視できないな…という気持ちになる。30近くなって本当に時間が過ぎるのが早くて驚く。大人がぼうっと無責任に生きて…
借金を残して、出ていった父・雅人と13年ぶりに再会するコウジ。
あまり良い記憶がないコウジだったが、父と一緒にキャッチボールをしたり、高校野球を見に行ったり、作文コンクールで賞を受賞したときに褒めて…
非常に情緒的で、余白の多い、雰囲気過多な映画。
かつて良く聞いた等身大の家族の物語で、舞台劇的な面が強い。
ユーモアは役者が担っていて、ループや音楽の使い方、異なる家庭観や心情経過の仕組みは細々あり…
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