司法が人の思惑に左右される現実を突きつけられたような感覚になりました。
物語は、弁護士が冷めた姿勢で仕事をこなす姿から始まります。しかし、彼は事件の真相を追う中で、次第に熱意を燃やし、容疑者を救お…
134本目
真実と嘘の間で揺れ動く。観る人によっての解釈を委ねられた作品。物語の中に散りばめられた伏線を見ると少し真実が三度目の殺人の意味が見えてくるのではないだろうか。
俳優陣の演技は素晴らしく…
殺人の意味を広く解釈した
ただ人を殺したものだけではなく、今作でも裁判官、検察官、弁護士達の会合はまさに死を肯定するものであり、真実を放棄した殺人であった
法廷劇として終わらせず、他人でありながら…
このレビューはネタバレを含みます
結構好きで何度か視聴。
供述が変わるたびに、全く何も知らないかのような善人にも、全てを達観した犯人にも見える役所さんの演技、弁護士同様どっちなのかわからなくなるほど振り回された。でもどこかに怖さ、不…
"自分を殺して他人を殺して法に殺される"
まず、作中の事件の全容が漠然としており、冒頭の三隅の殺人も現実の出来事か判然とせず、且つ犯人も最後まで明確には語られない。そんな曖昧模糊のまま死刑が宣告さ…
このレビューはネタバレを含みます
この映画は表面的なストーリーと副題的なストーリーが絡み合う二重螺旋のような構造になっており、三隅と言うキャラクターへの感情でこの映画の感じ方が凄く変わる映画でした。
内容としては「元殺人犯が娘に似…
このレビューはネタバレを含みます
解雇された会社の社長を殺人、金を盗み、起訴された殺人犯の弁護を途中から任されることになった、福山雅治演じる重盛弁護士。
しかし法定が進むにつれ、二転三転する被告人の供述。真実とは?正義とは?裁くとは…
ある日、食品会社の社長が河川敷で殴打され殺害され、その後火をつけて焼かれるといった事件が発生する。犯人はその会社をクビになった前科者・三隅で犯行をあっさり自白するが、供述は次第に変遷し、動機も曖昧だ…
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