よさこい旅行の作品情報・感想・評価

よさこい旅行1969年製作の映画)

製作国:

上映時間:91分

3.6

「よさこい旅行」に投稿された感想・評価

タイトル通り今回の舞台は高知の土佐
田舎の寂れた駅で駅員をしているフランキー堺は結婚2年目なのだが、最近奥さん倍賞千恵子とうまくいっていない
倍賞千恵子は観光ガイドをしており、若くてかわいいのでお客さんからもモテモテ、お隣の息子さん森田健作とは遊び仲間、まだまだ遊び足りなく早くに結婚してしまったことを後悔している
奔放な奥さんに不満があるフランキーは小料理屋につとめる長山藍子に浮気
その長山藍子の父親で駅長でもある伴淳三郎も絡んで来てのおなじみ喜劇

シリーズ4作目、今まで1.2.6と見てきて一番設定が異なってる作品
まずフランキー堺が車掌じゃない、列車に乗って勤務する姿がない
つまりタイト詐欺w少しも旅行シーンなんてないよ!w
あとは倍賞千恵子とは最初から夫婦の関係になっている点

そういう点で真新しさ?はあったけど、安定した面白さはあるんだけど、やっぱりそれなりにって感じ
見てるその時はいいんだけど、見終わった後に残るものは少ない、そういう映画です

見所としてはやはりヒロイン2人、今回は倍賞千恵子と長山藍子
倍賞千恵子は奔放でいい奥さんじゃないんだけど、やっぱりかわいい
長山藍子のほうは大人の魅力って感じ、落ち着いていて笑顔が柔らかくて

って、、、なんとか良かったところ挙げようと思ったけど、この辺が限界
とにかくもう流しで見るような中身のなさで、さらにシリーズなんで流れがわかりきっちゃってるので特に感想なんかない!w

知識としては劇中の舞台となる土佐大原駅ってのは架空の駅らしく、実際は下灘駅と言って、いろいろなロケーションで有名な駅らしい、そんな点では勉強になったかも
青二歳

青二歳の感想・評価

4.4
さくらよりコメディアンヌ倍賞千恵子がやっぱり好きだ!フランキー堺との掛け合いがかわいいったら。伴淳一人二役のくだりは合成のつなぎがボヤけててホッコリ。
クライマックスは"喜劇逆転旅行"の竿灯祭りから代わりまして、舞台が高知となれば勿論よさこい!近年の珍奇なYOSAKOIじゃなくて伝統的なよさこいの方。国鉄を染めた浴衣を尻ばしょりしてチャカチャカよさこい☆

オチは高知ならでは、見性院の内助の功になぞらえて上手い。ただwiki観たら戦国時代は内助の功という概念はなかった様子。なるほど、共稼ぎ夫婦のオチにこれなのか。なお上手い。
なぜか寺の本堂でリハーサルをする巡業ストリップ団とフランキー堺の猫ぶりは必見。
先日観た同年製作の『逆転旅行』とほぼ同主要キャストに長山洋子が参戦。
今回の舞台は高知。観光地映画というジャンルを確立したのがこの『〜旅行』シリーズとのこと。その観光地巡りが後の『男はつらいよ』に受け継がれることになったことを今更知った。
面白いけど『男はつらいよ』みたいに爆発的ヒットをしなかったのも納得。

今回は伴淳とミヤコ蝶々との直接な絡みがなくて残念。倍賞千恵子は今回も、さくらとは違うマージャン好きなアウトゴーイングなキャラで可愛い。
どぶろっく的な思い込みで失恋する今回のフランキー堺はちょっと『男はつらいよ』風でもある。ハナマルキなどのCMソングをメドレーするギャグはテレビっぽかった。

瀬川昌治の映画は単品ではなくシリーズまたは同主演作品群を通してある程度観ないと真価が分からないことも今回で分かった。で、ちょっと苦手だったけど、だんだん好きになってきました。。