「映画でワンシチュエーションものは難しい」
舞台原作のコメディーということで、期待と不安を感じながら鑑賞。感想は…う~ん、失敗してるかなぁ。
舞台原作だから「ワンシチュエーションをどう映画として…
泥棒に入った家で次々訪れる訪問者に別人に間違えられる嘘が嘘を呼ぶ喜劇。
設定とかセリフの言い回しとか映画よりも舞台を観ているような、なんとなく三谷幸喜作品を彷彿とさせる雰囲気。
丸山隆平演じるはじ…
平成においてきたタイプの映画。
誤解が誤解を生んで、嘘が嘘を呼んで、
その場しのぎの展開が続いていく。
ワンシチュエーションものとして、小ネタのような笑いが続く感じは悪くないのだけど、ご都合的な展…
一緒に見ていた妻が「あれ?これ前に見たことあるよ」と言い出した。
座組には既視感があったし、妻いわく「見ながら“演劇っぽいね”って言ってたよ」とのこと。でも、内容だけでなく、見たことすら覚えていない…
頭を使わないコメディー作品としては一級品。
でも前半のドタバタ感から後半の哀愁に持っていくにはかなり無理があったと思う。
どのキャラクターも救われたようで救われてない終わり方をするのでエンディング中…
(C)2017「泥棒役者」製作委員会