スペシャルアクターズの作品情報・感想・評価・動画配信

「スペシャルアクターズ」に投稿された感想・評価

ラストの持って行き方がさすが上田監督。
けれども、それがわかるまでが結構苦痛な展開。
otomisan

otomisanの感想・評価

3.1
 先日、カラックスの「ホーリー・モーターズ」で、何のために芝居を打ってるのか分からんようなオスカーを観たばかりで、あの芝居の依頼主もシナリオライターも分からないが仕込みも設定も完璧な寸劇で恐らくその場に本当の生き死にをもたらすだろうと確信させるオスカーの妙な力を此度いとも簡単に「スペシャルアクターズ」は脱力させてくれた。半ば迷惑である。
 しかし、スペ・アクもまた主人公和人の属する芝居のもう一つ外側があって、それに和人が気が付いて終幕するのが今一つ電位差0な感じで面白くない。ちなみに、オスカーは自分の属する芝居の依頼主を承知しているが、関係者ともどもそれに言及する事は無い。カラックスはオスカーの芝居のための映画をこしらえたようなお惚けに終始しているが、もちろんそんな言葉に流されてオスカーの芝居の意味を突き詰めようとしない評論家と観衆にうんざりしている事だろう。では、その芝居の外側を解明してしまって面白いかどうか?
 「ホーリー・モーターズ」に関してはそこからが物語の味わいに気づく路が通じる。しかし、スペ・アクではどうもご丁寧に和人に「真実」にたどり着かれて観衆ともども拍子抜けといった次第である。もちろん、和人がそうと知らずに巻き込まれていた大芝居のタスク達成は結構なんだが、それを包含する我々への物語としては終わってみると何の余韻も感じられないのである。
 この結末に対して思い出したのはヒルの「スティング」である。あちらもたばかられて旦那衆が逃げ出したのを見計らい、全て種を明かし詐欺師どもが散って行く。さあ旦那衆が怒って手勢を引き連れ戻って来るのか、みんな逃げおおせるのか、その現場も世相そのものも高いボルテージを保って、敵討ちの余韻を引きずりながら撤収のざわめきから身を避けるふたりにはやはり特別な何かが感じられるのだ。
 スペ・アクもよく仕組まれた芝居ではあるが、結局今一つ曲のない平板な作品に終わってしまった。なぜだろう、罠の巧妙さが劇の味わい以上に評されるのだろうか。そしてその巧妙さの披露がないとうまいオチと思われないのだろうか。見て損とは云わない。映画に何を求めているかあらためて気づかせてくれるものならば、である。
1065

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3.4
自分もおっぱいボール揉んで落ち着きたい


















レスキューマンのヒロインキャサリン
おむすび、パーマ当てる教祖
裏教典のDVD、おばけ作戦
ビンタいい音
bandovi

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3.5
この空気感はやっぱいいですよね


緊張すると失神してしまう売れない役者が、数年ぶりに再開した弟に誘われ、演劇の何でも屋“スペシャルアクターズ”に所属して奮闘する って話


メタ的に騙す構造のとか、みんないい人で和気藹々としてる感じがめちゃいいですよね
でもやっぱもう一捻りほしいなと思っちゃいますよね カメ止め大好き勢としては
途中ちょっとつまらないかなーとか思ったけど、終わってみて、めちゃくちゃ面白かった

最後あれは結局また再発ってことなのかな?

教祖の顔が最高すぎる
TJ

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3.6
上田監督らしいテーマと構成で悪くはないけど、カメ止めで上がったハードルは超えてこなかった
しっかり予算かけて一度映画撮ってみてほしい
売れない役者の和人は緊張すると失神してしまう体質で、この日もオーディション中に失神して落選しまう。
失意の和人は路上で偶然弟宏紀に再会し、スペシャルアクターズと云う俳優事務所を紹介される。
この事務所は普通の仕事の他に、依頼者の抱えるトラブルを演技によって解決する"何でも屋"を兼ねていた。
和人が事務所を訪ねたところに、「実家の旅館をカルト宗教から守って欲しい」という仕事が舞い込んだ。
依頼を引き受けた事務所スタッフが立案したシナリオは、和人が中心としたものだった。
悩んでいた和人も、かかりつけの心療内科医師に背中を押され覚悟を決めた。
まずは宗教の集会に潜入する事になる。



「カメ止め」は映画中盤でのどんでん返し、こっちは最後の最後に持ってきた。
演出とか演技なんかは微妙なんだけれど、脚本はよく練られていて不思議と引き込まれた感じ。
有名監督のあざとさが垣間見える大作なんかよりも、係わった人間全ての情熱が伺える、こういう壮大な茶番劇は楽しいっすね。(最大に誉めてる)
makko814

makko814の感想・評価

3.7
「カメラを止めるな」の上田慎一郎監督作。
無名の役者、低予算で、109分間飽きずに観られて、このクオリティは素晴らしいと思う。
上田監督のことだから、最後に何かある!と思いつつ、まんまと騙されてしまった。

ただ「イソップの思うツボ」の時も書いたのだけれど、シネコンで観たい映画ではない。シネコンで観るならもう少し垢抜けたものが観たい。

あと、上田監督作=どんでん返しというイメージが定着してしまっているので、違うテイストも観たい…と思ったら次回作は「百日間生きたワニ」…上田監督はどこへ向かっているのだろう…。
舞

舞の感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

あ〜おもしろかった!!
最終的にはちょっとだけトゥルーマンショーの日本版みたいな感じがした!
芝居(嘘)で誰かを一瞬でもハッピーにできるなんていいもんですね
細かいところ含めてツッコミどころは多々あったけれどシナリオ、アイディアにチープな感じがいい方に作用して面白く仕上がってたとは思う

ただ、良くも悪くも「カメラを止めるな」の監督から抜け出せて無い感は拭えない
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