The Post
ベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国民の間に疑問や反戦の気運が高まっていた1971年。国防省がベトナム戦争に関する経過や客観的な分析を記録し、トップシークレットとなっていた文書、通称“ペンタゴン・ペーパーズ”の存在をNYタイムズがスクープ。アメリカ初の女性新聞発行人として足固めをしようとしていたキャサリン・グラハム、そしてその部下である編集主幹ベン・ブラッドリーをはじめとするワシントン・ポスト紙の…
ベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国民の間に疑問や反戦の気運が高まっていた1971年。国防省がベトナム戦争に関する経過や客観的な分析を記録し、トップシークレットとなっていた文書、通称“ペンタゴン・ペーパーズ”の存在をNYタイムズがスクープ。アメリカ初の女性新聞発行人として足固めをしようとしていたキャサリン・グラハム、そしてその部下である編集主幹ベン・ブラッドリーをはじめとするワシントン・ポスト紙の面々は、報道の自由を統制し記事を差し止めようとする政府と戦うため、ライバル紙であるNYタイムズと時に争いながら連携し、政府の圧力に屈することなく真実を世に出そうと決断する―。
原題は「The Post」。
前半は、体調面で集中できなかったところもあり、人物関係や状況が頭に入ってきにくい感じでした。
しかし、中盤以降、ベン・バグディキアン(ボブ・オデンカーク)がマクナマラ…
ベトナム戦争に関連する国家機密文書、ペンタゴン・ペーパーズをめぐる政権とメディアとの闘い
まだまだ女性の社会進出が始まった頃のアメリカ、わかりやすく蔑ろにされる、ワシントンポストのオーナーであるキ…
これは決してワシントンvsニューヨーク、地方紙の躍進…などと言った商戦ではない。
報道の自由vs権力の物語。
作中で語られたように、報道は権力の見張り屋であるべきだし、まさかウォーターゲート事件に繋…
良い映画でした。
メッセージとして
『報道が伝えるべきは統治者ではなく国民』
『国や政治に都合の良いものばかりを報道するものではない』
今の日本はどうだろうか。
たとえ会社や生活をかけてでも伝え…
ベトナム戦争が起こっている最中、戦場調査で現地に赴いたダニエル・エルズバーグは、ある事をきっかけにベトナム戦争に関係する報告書「ペンタゴンペーパーズ」を持ち出しコピーに成功する。そして、それをニュー…
>>続きを読む報道の自由にまつわる信念のぶつかりあい、報道とはかくあるべき、ということを改めて教えてくれた映画。報道に関わる者たちの「戦争を止めるためなら刑務所に行く覚悟」にしびれ、判決後の「報道機関が仕えるべき…
>>続きを読む©Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co., LLC.