女々演の作品情報・感想・評価・動画配信

「女々演」に投稿された感想・評価

腹黒さ全開っ!!!!!
腹の探り合いが怖えぇ~~~~~っ!!!!!
FREDDY

FREDDYの感想・評価

4.1

このレビューはネタバレを含みます

文化祭直前に人気部員が辞めてしまった演劇部で、残された4人の女子高生たちの本音や嘘がぶつかり合うさまを描いた青春ドラマ作品ということで。何の予備知識もなく、「女々演」というタイトルに惹かれて何となしに視聴をはじめてみたのだが、暇つぶし程度になればと思っていたものが意外にも面白い作品だったので得した気持ちになりましたし、本庄沙彩を演じた福原遥をはじめとしたキャスト陣も少々演技が大味な部分はあるものの、魅力的に感じたことに間違いはないですし、黒田を演じた秋山竜次や養護教諭を演じた伊藤修子、購買のおじさんを演じた橋爪功などの個性的な面々も味があり、キャストに関しては申し分はないですね。とくに中原胡桃を演じた小野花梨は個人的に好きな女優のひとりなので、彼女の演技が見れただけでも観る価値は大いにありました。そして、高校最後の文化祭3日前に演劇部の絶対的ヒロインが退部したことに戸惑いを隠せずにいる、本庄沙彩をはじめとした女4人、男1人の残された部員らを軸に描かれる物語はとても面白く、絶対的ヒロインを失った演劇部がスクールカーストの下位にいることを各々が認識してからの彼女らが織り成す青春ドラマは最後まで目が離せなくなるほどで、"思春期あるある"に共感や懐かしさを覚えるとともに彼女らの友情には心を揺さぶられましたし、まさに"青春映画"ですね。とても面白い作品だと思いますし、オススメしたい一作ですね。
一成

一成の感想・評価

3.1
女子の裏の顔が分かる映画でした。
どんなに仲が良く見えても裏では亀裂が入るかの如く相手を蔑む。怖いですね。
見ててヒヤッとしました。
1つ思った事は佐々木(玉城ティナ)の出番が少なすぎました。
キャスト順が2番目だったので、結構出てるのかなと思ったらそんなに出てなかったです。
76分と短いのであっという間に終わってしまいました。
いつまでやんの?仲良しごっこ。

このコピーに惹かれてレンタル。


冒頭からの演劇部グループの中での心友グループ、その中からの悪友グループ。
あるある、と大きく頷き。
本人のいないところで悪口言うのって、最低だと分かっているけれど言えるのが面白いし、敵1人を作ることで罪悪感の軽減。私は仲間外れじゃない、悪口を言われていない・グループだから悪口言わないよね。
…表上は。

終始あるある。
女子って分かんねーという台詞、いけてない子達に対する周囲の対応。
高校生とか中学生ってほんとこんなもんだよね。

いけてない子達でもちゃんと青春出来る。
途中から皆んなが急に改心し始めてビックリでしたが、最後は爽やかに終われていて良かったです。
時間も70分と、丁度良い。

玉城ティナのカリスマ性が部を統制していて、
それまでは何も考えることなく着いて行っていたいけてない子達。
今まで仲良しなようでどこか引っかかる所があったが、それを言えないという微妙な関係が続いていたが最後にはちゃんと友達になれた。
体育会系のノリ暑苦しいんだよ、と言い捨てたのにちゃんと体育会系していてクスリ。

福原遥ちゃんがいけてないってのは、???でしたけど、フィクションだし目を瞑ります。
キャストの皆さん輝いていました。
購買のおじさんがサブキャラだけど良い役をしていました。
文化祭での舞台を控えた演劇部員たちのドロドロ青春群像劇というと大袈裟で、もっと気軽に観れる感じにストーリー進んでいく。主演の福原遥ちゃんからして内面が女子そのものでドロってる。周りも負けじと歪んでるので衝突は避けられない感じ。女の子同士のトラブルをごった煮したような映画。
まるお

まるおの感想・評価

3.6
女同士ってそこらのホラーよりよっぽど怖い。

学園カーストの中の部活内カーストってところなのかな。
スマホでの悪口合戦とか見てる分には胸糞悪くも楽しいけど、実際なら人間不信になりそうです。。
女子ってやっぱり怖い、ていうか出てくる男子もゴミクソやけど。
こういう映画観てるとSNSが猛威をふるう前に学園生活終えられてほんとに幸せだと感じます。

皆が急に良い子ちゃんになってしまった後半は残念だけど70分という時間もちょうど良いし、
期待もせずに見始めたんですけど見応えあって面白かったです!
ちぃ

ちぃの感想・評価

3.5
となりのグループのゴタゴタを見てる感じ、女の子は特に好きだと思うな〜!
この男の子がいて良かったね。笑
SNSがある現代の人間関係の怖さをコミカルに表現していて楽しめました。
せーじ

せーじの感想・評価

4.0
228本目は、いつもレビューを楽しみにしているフォロワーの一人である、ベルサイユ製麺さんのレビューを読んで興味を持った作品。
実は何度か借りようと思っていたのだけれども、タイトルの印象の悪さからどうにも観る気になれず、スルーしていたのだけれども、ベルさんに「せーじさんこういうの好きそう…」と言われ、観てみることに。




…はい、大好物でした☺︎☺︎☺︎
こういうの大好きですw

ストーリーとしては「桐島、部活やめるってよ」と同じく、ヒエラルキーの頂点にいる者がドロップアウトをすることで、周囲の人間関係が大きく揺さぶられてしまう話なのだけれども、「演劇部の女子部員たち(+男子部員一名)」という、限定された人間関係を舞台に置くことで、内向きに閉じた人間関係のエグさと逞しさを坦々と描いていく作品なのではないだろうかと思う。
とにかく、部員たちのキャスティングとヴィジュアルが絶妙で、全員ボンクラな感じが凄く出ていて良かった。特にキーパーソンである男子部員役の彼が畜生な部分も含めて素晴らしい。思わず自分の高校時代の事を思い出してしまった。(あんな畜生なことはしてないけれども)
加えて、LINEを彷彿とさせるコミュニケーションアプリの使い方が巧い。LINEで言うところの「グループ」を上手く使った、部員同士の表裏のあるやり取りが面白いし、当然複数グループを作っていれば起こるであろう"事故"もしっかりと展開に織り込んでいるというのもいい。
そして"彼らだけの世界"で話を終わらせるだけではなく、きちんと「その外の世界との繋がりはどうなのか」を描いていると言うのも素晴らしいと思う。なので、ハッピーエンドというよりは、いくぶんビターな結末にも片足を突っ込んでいるというのがリアルでいいし、「"達成"の後に彼女たちが得たもの」をきちんと描いて終わると言うのもよく出来ていると感じる。

ただ、人間関係の「スクラップ&ビルド」を描く作品として、急所になりがちな「スクラップ後からの再ビルドしはじめ」の部分が、若干唐突で描き方が足りていないのでは…と思ったりもしてしまいそうになるのだが、基本的には76分というタイトな尺の中にきちんと描くべきことをテンポよく描いている、良作なのではないだろうかと思いました。

そうそう、観ていてこの作品と似たような題材で「桐島~」のほかに実写の「心が叫びたがってるんだ」を思い浮かべました。もっとも「心が~」は、展開といい登場人物といい、何一つ被る部分は無いんですけど、それと比べると似たような題材を扱っていて、似たようなツールが登場するのに、爽やかさとボンクラさが全く違うなぁ、面白いなぁって思います。
見比べてみると面白いかもしれません。
それと、橋爪功さんがコメディリリーフとして、凄く有能なお仕事をされていたのも印象的でした。
興味がある方はぜひぜひ。
なんの情報も無くレンタルしたら、再生直後の画面に大きく“YOSHIMOTO”と出て気分がドンヨリしました…。
サカナとヤクザ。映画ビジネスとヨシモト。

無論、映画そのものには罪は無いです。仮に不出来でも罪では無い。…と、頭ではわかっているのだけど。はぁ、気が重い。

…とか思ってたら!凄い掘り出し物だったんですよ!!!


舞台は高校。
雑然とした部室の中、演劇部の女の子たちが神妙な面持ちで何かの開票結果に聴き入っている。…沙彩先輩、沙彩先輩、沙彩先輩…
沙彩先輩、3票。

どうやら何かに当選したらしい沙彩は安堵の表情を必死に抑える。せっかくだからと他の票も読み上げる事にしたが、…胡桃先輩、蒼生先輩。…胡桃先輩、胡桃先輩!
胡桃先輩、3票!
同点です。
「…ちょっとなんなの?真面目にやってよ!」と怒り出す沙彩。そりゃそうだ、何しろ本来投票したのは部室にいる5人の筈。

⚫︎沙彩。演劇部部長。
⚫︎胡桃。成績は超優秀だか、押しの弱い鈍臭少女。良いように使われる。オタク的ルックス。
⚫︎ 美紅。大柄でガサツで横柄。くるみに課題を押し付けたりする。キャラクター的に美形では無い。
⚫︎ 蒼生。関西弁。はっきり物を言うタイプではあるのだが…。足の故障でサッカー部を辞めた。
⚫︎岸谷。唯一の男子部員で後輩。裏方に専念。気が弱そう。

〈その前日〉
体育館で文化祭に向けウォーミングアップ中の女子部員4人の元に、歩み寄る美少女。演劇部の圧倒的なセンターで、文化祭ではヒロイン白雪姫を演じるはずのひかりだ。
ひかりは沙彩を手招きで呼び寄せ、そっと告げる。「当日、アイドルのオーディション受けることになったから学祭出ないね…」
沙彩は「そ、そうなんだぁ」的に受け流してしまう。
立ち去るひかりに、ガツンと言ってやろうと慌てて追いすがる蒼生と胡桃だが、ひかりの顔を見ると何も言えなくなってしまう。ひかりの存在感、別物感はそのくらい圧倒的なのだ…!

ひかりがああいう人なのは、しょうがない。ひかりは天上人なのだ。…だらしねえのは沙彩だよ。アイツ部長のクセにひかりには何にも言えねえのな、あの腰巾着!←と思ってるのは胡桃、美紅、蒼生です。



物語の軸になるのは2点
⚫︎文化祭どうする?ひかりの代役立てる⁇の件
⚫︎ひかりの離脱により崩れた部内の人間関係の行方
…です。この二つが絶妙に絡み合いながら進行します。
まず、このキャラクターの描き方と、彼等の人間関係のジェンガ的マウンティング合戦が絶妙!ひかりは、言ってみれば“霧島”みたいな存在で、以降部員たちにはほとんど直接関与しません。恐らくひかりの存在によって本来地味な演劇部がカースト最下層に落ちなくて済んでいるみたいで、部内の皆が恐れ敬っております。実際のひかりは単に天真爛漫で、ちょっと責任感のないかわいこちゃん。沙彩はひかりとのパイプ役みたいなポジションで、言わばひかりの威を借る事で部内カーストを維持している。(光のことはマジで好きみたい)
すごく感心したのが、SNSの使い方。LINEを模したテキストチャットアプリが使われているのですが、部内には、【部全員】のトークルームの他に【【ひかり以外の部員】】のトークルームがあり、そこでひかりに直接言えないような陰口めいた事を言い合うのです。…有りそう。ところが!更に!【【【ひかりと沙彩以外】】】のトークルームも有り、ささっと切り替えてそこで交わされるやりとりの暗黒ぶりときたら…。
更に主観がタイムラインの発言タイミングに沿って切り替わる演出、例えば《このテキストを入力したとき彼女はこういう状況だった》と時系列をジャンプして見せる…なども有り、非常に巧みで感心させられます。複数人でのテキストチャットをここまで効果的に使用した作品は他に心当たりが無いですよ。
語り口の面白さもさる事ながら、キャラクターたちの実在感が素晴らしい。漫画っぽく見えてしまわないギリギリのラインでみごとに個性の戯画化を成し遂げ、それぞれを生き生きと動かしています。これは全然許せるラインです。それにそもそも脚本が上手い。少女たちの後ろにオッサンの顔が浮かびません。(実際、監督・脚本家は女性なので)凄く自然。これは勿論、演技の力有ってこそなのですが…。
沙彩役、まいんちゃんの福原遥です。ご本人は究極のベビーフェイスだと思うのですが、正直劇中二、三回ぶん殴ってやりたくなりました!上手い!その他の役者さんたちも、皆さんお若いのに本当に達者。まんまと胡桃ちゃん可愛いですよ…。

で、冒頭の投票が何かと言えば、ひかりの代役の投票を部内で行なっていたのですね。…これがもつれにもつれて、想像だにしない展開を迎えます。「えっ!」って声出ちゃいましたよ!
更に人間関係のパートでも意外過ぎる事実が!「ええ⁈⁈」って声出たねー。よく出たー。
そんな感じで、〈その翌日〉→〈文化祭前日〉→と怒涛の展開を見せます!…個人的には、途中でメンバー間の仲が派手にこじれ過ぎる気がしたのですが、なんせ時間が短いので(76分)やむを得ない感は有りますね。そのくらいの事は、クライマックスのスーパーエモい展開を見ちゃうと全て許せてしまいます。いや、マジで面白い。ラストショット!!
だいぶ倒錯した事を言ってしまいますが、仮にこの作品の元がアニメだったとして、それの実写化が今作なのだと想像すると、100点満点の実写映画って感じがしますね。ホント見習ってほしい。

期待度の低さも有って、余計に面白く感じました。気分的には☆4.2以上つけても良いくらいなのですが、そうは出来ないような大きな欠点が有ります。
…この作品、見た目が全く映画に見えない!正直深夜のテレ朝のドラマ特番にしか見えません。テレビドラマとしてなら☆5.0なんだけど…。ついでに言えば、エンディング曲、知らないバンドの曲なんですけど、内容に全くそぐわない。せめて女性の歌う曲であって欲しいよ。
あと、もう一つ気になって仕方ない点。
タイトル『女々演』。有名焼肉店の屋号の駄洒落なのは勿論分かるのですが、その駄洒落は作品内に焼肉の要素があって初めて成立するものですよね。…全然上手くねえわ。恐らくタイトルは監督や脚本家がつけたものでは無いような気がします。…高野舞監督、今作がなんと初監督だそうで、
…これから自由に映画が撮れる良い環境に巡り会える事をお祈りしております!!

あと、全く無関係ですが、“かげきしょうじょ‼︎”という漫画がめちゃくちゃに面白いので併せておススメします!!
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