マーリアの生きにくさに自分を重ねてしまった。ここまでではないけど。
不器用で人に笑われながらも手探りで愛おしい人に触れられるように頑張るマーリアが健気で、結ばれて安心した。
牛が生きた姿から食肉に加…
「この人となら、言葉がなくても通じる。でも、現実ではなぜか触れられない。それでも、この感覚は本物だ」
・・・そんな体験の記憶をそっとくすぐって、「言葉で理解する」より「感じる」タイプの映画。
鑑賞後…
この映画をひとことで語るとするならば、それは「繊細さ」ー...
主人公のマーリアは、よんで字のごとく繊維よりも、もろく傷つきやすい自己をひっそりとうずめるようにして生きる。
人と関わることが不回…
このレビューはネタバレを含みます
約5年ぶりに観たけど好きだわ〜
不器用すぎるオヤジと女の静かな物語。
映像、音楽、ストーリー、エンディングに至るまで個人的に超ストライクだった。もともとラブストーリーは苦手なのだけれど、、、
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シネスコの伸びやかなフレームの中で、2匹の鹿が身体を寄せ合う。その2匹の視線は決して叙情的なものにはならず、しんしんと降り積もっていく雪そのもののように、“ここ”に互いが存在していることを確かめあっ…
>>続きを読む偶然なのか必然なのか同じ夢を見ている男女の恋愛物語。既に同じ美しい森の中で、鹿として出会っていたなんて、、最初から最後まで良かった!濁りのない二人が食肉処理場で駆け足で惹かれ合う姿、過去や自身の障壁…
>>続きを読むハンガリーの鬼才・イルティコー・エニュディ監督、18年ぶりの作品。
2017年ベルリン映画祭金熊賞受賞作。
食肉工場に代理品質検査官として入社したコミュニケーション障害の女と、
左腕が不自由な財務…
万人受けはしないかもだけど久しぶりに小生にブッ刺さり系作品🤕自閉症っぽいヒロインがある意味ピュアなのがドストライク。幸せな気持ちで見てた。ハンガリー語も新鮮で良し!序盤に少し出る食肉処理場のシーンは…
>>続きを読む“まさかBランク?”
あなたの落とした影を拾いながら、私は観察して、それだけじゃ足らないと、ひとつため息をつく。ちょっとばかりばつが悪い。
“あなたは美しい”
実践も失敗。あなたも去っていく。…
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