愛がハートの形とは限らない。
色々なマイノリティに対し寛容になってきた時代とはいえ、自分はまだ当たり前のもの以外に対する可能性を排除してしまいがちだなぁ…
生命の数だけ愛の形があるし、愛を持たないの…
屠殺場の牛は自分の順番が来ると涙を流すという。都心の一角にある屠殺場は夕方近くになると叫び声をあげるのを聞いたことがある。この作品の貴重な映像に目を背けたくなるが、それは現実の世界であり自分たちの食…
>>続きを読むこの作品は、写実的な表層をまといながら、実際にはメタファーと映画作法で編まれた寓話。屠畜場の血と鉄、そして雪原を並走する鹿の夢。その落差は「人間が生きる二つの領域」を象徴する。
鹿の夢は「純粋な魂…
イルディコー・エニェディ
自閉症のマーリアと左腕が不自由なエンドレ
「心と体と」シンプルでありながら、哲学がある内容
ベン・アフレック「ザ・コンサルタント」も同様な自閉症だが、アクションでは無いの…
食肉加工場の財政部長であるエンドレはある日職場で見知らぬ職員を見かける。彼女は産休の社員の代理としてやってきた品質監査官のマリーアと言う女性で、職場に馴染めずエンドレが話しかけてもうまく噛み合わなか…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
これはじんわりと沁みました。かなり好きです。
コミュニケーションが苦手なマーリアと上司のエンドレが同じ鹿の夢を見ながら会っているという、テレパシーのような部分で結びつく感じって、たくさんの言葉を交…
2018年ハンガリーの作品
非常にメタファーで解釈が難しい作品
物語は屠殺場の財務責任者のエンドレと、出産休暇の代替としてやってきたマリアの物語となっている。
屠殺の瞬間は映像にないが、その直後の映…
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