久々の素敵な物語。仏語で言う水の精霊オンディーヌ。愛の喪失には哀しい宿命が待つ。潜水作業員と惹かれ合う彼女。 Ich liebe dich. 沢山の水辺シーンと対照的な博物館勤務時。バッハ協奏曲が物…
>>続きを読む水の精霊と同じ名前を持つウンディーネは、ある日突然恋人のヨハネスから別れを告げられる。
受け入れられない彼女は、「私を捨てたら殺す」とヒステリックに告げる。
彼女は来るはずのない彼をカフェで待ち続け…
当該伝説やフケーの小説には詳しくない。とはいえ、それらの知識がないならないなりに、面白く見ることのできる映画だった。ウンディーネという言葉が表象する言語的文化的な深みは、作品の登場人物たちに共有され…
>>続きを読む水や人形といったアイテムを用いてウンディーネの正体、その後の展開を示唆する演出や、現実と幻想の境目が曖昧に交じり合う不思議な世界観などが神秘的で引き込まれた。
「水の精霊ウンディーネ」の神話の物語を…
もしもこの映画が、都市論として描かれていたなら、最高に素晴らしかったのにと思わずにいられなかった。
その萌芽は、女性の主人公がベルリンの都市開発の研究者であり、博物館のガイドとして働く設定に表れて…
フランツ・ロゴフスキの出演作を観たくて鑑賞。
恋人に裏切られ悲嘆に暮れる歴史研究者のウンディーネと、新しく出会った好青年クリストフのラブストーリー。
水の精ウンディーネの神話をモチーフにしたミステ…
(c) SCHRAMM FILM / LES FILMS DU LOSANGE / ZDF / ARTE / ARTE France Cinéma 2020