愛のために戦地への作品情報・感想・評価

「愛のために戦地へ」に投稿された感想・評価

eigajikou

eigajikouの感想・評価

4.0
1943年NYに住むシチリア出身の主人公(ピフ監督自身)は恋人との結婚の許可をシチリアの彼女の父から得るためお金がないのでシチリア上陸作戦をする米軍に志願。テンポ良いコメディで笑わせながら島民や兵士の悲劇と、軍、政府と癒着し生き残るマフィアを描く。
ピフ監督、マフィアに命狙われないか心配だけど、
これからもコメディー手法で描き続けますと話していました。
日本語で書いたコメントを読み上げたり、
とても愉快な人でした。
イタリア映画祭2017
アメブロを更新しました。 『【イタリア映画祭】「愛のために戦地へ」ロバが戦地で空を舞うって、何してんの?』https://twitter.com/yukigame/status/859105543650242560
Kaoru

Kaoruの感想・評価

4.4
イタリア映画祭にて鑑賞

イタリアでは大人気のピフ(ピエルフランチェスコだからピフ)は、バラエティ番組出身の優れたコメディアン。彼が監督、そして主演を務める第2作目が、これ。

余談だけれど、ピフはホントに良くしゃべる笑。舞台あいさつでは閉館時間まで熱心に様々なお話をしてくださいました。喜劇的な役とは裏腹に、本当のお姿はとても真面目で教養も深い。いつまでもお話を聞いていたいと思ったわ。

主人公と恋人の名前はアルトゥーロとフローラ。前作『マフィアは夏にしか殺らない』の主人公と恋人の名前とまったく同じなのです。背景となるシチリアという舞台、そしてマフィアを物語った作品という共通点はあるものの、時代背景が違う。前作とまったく違うストーリーだけれど、おなじ名前にすることで前作を再見したくもなる仕組みもステキ。

背景となった1943年は、イタリアにとって、ものすんごく不安定、かつ困難な年。なぜってムッソリーニは逮捕され、イタリアはドイツを裏切り連合国側につくという中で、忠義が崩れて国民が迷い出す、そんな年だったからなの。
ピフのすごいところは、死や戦争という重いテーマを戯曲的に描いてしまうところ。イタリアの古典的喜劇を現代で表現できる監督として尊敬せずにいられないわ。

戦争はいやよね。
作中にも出てくるけれど、政治家は守ってくれない、信仰も救ってくれない、信じていたものが次々へと崩壊していくのだから。

そんな不安定な中で、脈々とマフィアが政治家と癒着しはじめるんだからたまらない。
なぜゴットファーザーはシチリアじゃなきゃダメだったのか、その答えがこの作品にあるわ。

ピフ監督、もうマフィアものはこれで終わりなのですって。次は東京を舞台にした作品を作りたいのだとか。楽しみだわ♡
いち麦

いち麦の感想・評価

5.0
イタリア映画祭2017にて鑑賞。大義をかざし利用できるものは何でも利用する大国の犠牲になったシチリアの悲哀を炙り出す実在人物ベースの人間コメディ。多彩な人物達が関係し合いながら物語を生き生きと展開していく素晴らしい脚本。
脇で趣向を添える個性的な登場人物が何人も出て来て、メインストーリーに絡むところが味わい豊か。特にサロとミンモの二人が好き。
petit

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3.5
イタリア映画祭で。ヒロインが麗しくシチリアの景色が美しかった。空を飛ぶロバの歌。中尉…良い人。実話に基づいたストーリーっぽい。
マフィアのボスは葉巻はお約束なのかな?