60年前のドキュメンタリーだからこそ今観たら面白い。
取材をもとに作家のアルベルト・モラヴィアと精神分析家のチェーザレ・ムザッティらとイタリア人の分析を試みるという作品。
カトリックでさえ性に関し…
性についてパゾリーニ本人が色んなところに出向いて質問していくドキュメンタリー。
これは成立しているのか…?と疑いたくなるぐらい、散漫に進んでいく。一応章分けされているけど、それも正直意味をなしてい…
シネマ・ヴェリテ形式のインタビュー。
パッゾリーニがカメラとマイクを武器に、イタリアの都市を回り、性愛、セクシュアリティに関する話を聞く話。
近代のメディアに関する話をするなら、映画キャメラが屋…
この映画が公開された1965年時点、イタリアでは離婚が法的に認められておらず(制約の元認められるのが1970年)、1958年のメルリン法によって売春婦に対する搾取が犯罪になり、娼館が廃止されている。…
>>続きを読むようこそ、はじめてのパゾリーニ体験へ@ユーロスペース
まさに性を通して"イタリア"を精神分析、タブーとされる性について老若男女にインタビュー形式で問う画期的なシネマヴェリテ。ピエル・パオロ・パゾリー…