ペッピーノの百歩の作品情報・感想・評価・動画配信

「ペッピーノの百歩」に投稿された感想・評価

田中元

田中元の感想・評価

3.5
面白いけど、マフィアの危険性にそんなには迫れていないとも思う。
藤見緑

藤見緑の感想・評価

4.0
何箇所か、これはイーストウッドにものすごく近いというカメラワークとカット割がある。
A

Aの感想・評価

4.5
ペッピーノの情熱とこれが実話に基づいた話であることに感激した。
Seba

Sebaの感想・評価

-
ねちっこい感情映画は大好物ですが、まだ方向性に完成度の見えず、脂が乗り切ってないときのベロッキオのようでなんだか
自らの思考に固執し、頑迷であろうと護ってくれている父の必死さをも見ようともせぬ息子。
それをただ甘やかすだけの母親。

政治の前に家族が来る私には、全く感情移入出来なかった。
実在の、公然とマフィアに反旗を翻したシチリアの左翼の無謀な若者が主人公。シチリア島北西部にあるパレルモ県チーニジという小さな町が舞台。

この映画を見た後でシチリアのマフィア(コーザノストラ)について少し調べてみたが、1980年代以降は、マフィアによる政府関係者の暗殺や司法へのテロが頻発し、もはや国家との凄絶な闘いになっていた模様。おっかねぇ。

イタリアの現代史は、70年代は左翼テロとの闘い、80年代以降はマフィアとの闘い、なかなかに激動の時代だったようだ。近年はあまりマフィア絡みのニュースも耳にしないから、対策が功を奏して少しおとなしくなっているのだろう。
 
シチリア島は、四国の1.4倍の大きさがあるかなり大きな島、わりと盲点。イタリア本土とは一番狭いところで3㎞しか離れていない。

イタリア王国の一部になったのは19世紀半ば、今でも自治州だけあって、文化も人もなかなかに独自性があるようだ。この映画で見たところ、ほとんどの人が髪が真っ黒。訛りは相当キツイらしい。

イタリアは全体的にそうだが、シチリアはわけても乾いた土地柄のように見える。建物も地面と同じ赤味がかった土の色。少ない緑は瑞々しくない。だからかな、残念ながら風景としてはシチリア舞台の映画にあまり魅力を感じないのでアル…。ルイジさん、ごめんなさい(ペッピーノ役のルイジロカーショさんはシチリアの出身)。
n

nの感想・評価

4.0
左翼としてのマルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督、ケン・ローチ並みの一貫性と信頼感がある。

本作で衝撃のデビューを飾り、当時のイタリア映画界と観客の大反響を巻き起こしたルイジ・ロ・カーショは私もこれで初めて見てすぐ好きになってしまった。いつかロベルト・ベニーニみたいに『神曲』の朗読をフルでやってくれないかな。

なお、脚本家として参加しているジャーナリストで政治家のクラウディオ・ファーヴァは、カリスマ的な反マフィアの論客で1984年にコーザ・ノストラによって暗殺されたシチリア出身の作家ジュゼッペ(ピッポ)・ファーヴァの実子とのこと。
birichina

birichinaの感想・評価

4.0
以前観たときは重い作品という印象しかなかったが、シチリアのマフィアについて少し知ってから見直したら非常に面白かったし、意義ある作品だということが分かった。

シチリアのマフィア「コザ ノストラ」には厳しい掟がある。中でもオメルタ(組織について沈黙を守る)という掟は絶対だ。
主人公のペッピーノは集会やデモ、ラジオのDJでマフィアやボスのドン ターノの悪行を暴いているが、ペッピーノの父親はかつて店を持つのにドン ターノの世話になっていて、マフィアファミリーの端くれなのだ。だから、ペッピーノの行動は世間では勇敢と讃えられているけれど、マフィア側から見ると殺されて当然。
そのことを知って観ると、父親が単にボスに迎合したり自己保身に回っている情けない男なのではなく、息子や家族の命を守ろうと思い悩んでいることがよく描かれていると思った。

「ゴッドファザー」の頃まではマフィアをヒーロー的に描く作品が多かったが、1980年代にコザ ノストラの内情が逮捕されたメンバーから明らかにされ、この作品辺りからマフィアの負の側面が描かれるようになったそうだ。監督の勇気に敬意を表したい。

なお、ペッピーノ兄弟がボスを「ターノ叔父さん」、車に爆弾を仕掛けられ殺された別のボスも〇〇叔父さんと呼んでいるが、マフィアファミリーの一員になると、血縁関係がなくても叔父と呼ぶとのこと。そういうことを知らないと、観ていて人間関係をつかむのが難しい。
SRC

SRCの感想・評価

4.8
とりあえず記入

素晴らしい!
数々の名言をぼくに残して去って行った。

デビューしたてとは思えない迫真の演技。一気に主役のファンになった!
furafura

furafuraの感想・評価

4.5
輝ける青春に出会ったあとに観た。
立ち向かう若者はいつだってどこだって真っ直ぐで誰にも止められない。
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