吾輩は猫であるの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『吾輩は猫である』に投稿された感想・評価

マサ
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そもそも原作が傑作ながらも変であるから猫視点なくしたらもっと変な話だな。
流石に最後の猫視点全部は無理か。
でも、脳解釈するのが難しい昔の小説を視覚化して分かりやすく整理できたのはありがたかった。

明治文明開化の歪な西洋文明摂取を、中学英語教師珍野苦沙弥仲代達矢と飼猫ティムの視点から戯画化した夏目漱石原作、市川崑監督の文芸映画の野心作。先生と妻君波乃久里子と三人娘、姪雪江島田陽子との日常風景と…

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3.5

面白かったのは原作のお陰かもしれないが、結局面白かったような気がする

柳にワイプのときはどうしようかと思ったけど、それ以降はリズムにも慣れてきてまあまあ楽しめた。

原作ファンなので、俳劇や蛙水晶…

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醍醐味である猫の辛辣なツッコミが全くないので普通におもしろくない。奥様の鼻がデカくない。苦沙弥くんの顔にあばたもない。ケッ
3.0
ニャンニャンがちょっとかわいそうになってきた。まぁ人間もちょっとかわいそうだったけど。
コメディタッチなのが余計つらい
e
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伊丹十三が主人だと思ったら、仲代達也!味があって非常によい。猫ちゃんにもっと優しくしてあげてって言いたいけど、原作にないラストが付け加えてあるのでまあよしとしよう…
3.0

〖1970年代映画:コメディ:小説実写映画化:芸苑社〗
1975年製作で、夏目漱石の同名小説を実写映画化で、一匹の猫の眼を通して、通俗的な社会にはかない抵抗をしめす中学教師を描くコメディ映画らしい⁉…

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記録用です。
そのうち感想書きたいです。
2度目の映画化。山本嘉次郎版は人間視点だったが、本作は猫視点を採り入れ、撮影技術にも工夫がある。ただ、それで面白い作品になったかといえば、漱石原作に及ばず。
江東劇場にて。

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