2018年56本目の劇場鑑賞。
ジョナサン・エイムズの同名小説をホアキン・フェニックス主演で映画化。
闇社会での人捜しを専門に請け負う孤独な元軍人の男が、
組織に掠われた少女を救出する中で思わぬ陰謀…
開始5分で「あぁこの映画好きだな」ってわかった。映像、音、撮り方、この感覚、きっと感じたことがある人にはわかる。
誰かの眼差し、一瞬の電車が走る瞬間、コーヒーメーカーから上がる湯気、街の音、全てが自…
あにはからんや、非常に良かった。特にラスト知事邸シークエンスの切り詰め方は素晴らしい。言葉少なで、というか殆ど何も語らずに映像の断片を提示していく巧みさに対置された、具体性を帯びたバイオレンスが大変…
>>続きを読む2025/6/12 ザ・シネマ
いかにもカンヌで受けそうな会話の少ない映像と表現で分からせてくれる映画。😀
トラウマを持つ殺し屋ジョー(ホアキンフェニックス)の生い立ちや子供の頃のトラウマ、何故…
全体を通しては北野武監督のソナチネ的な陰鬱とした雰囲気を持ちつつも映像的美しさが伝わる作品。
特にある人を湖に沈める一連のシーンはビルエヴァンスのundercurrentのジャケ写を彷彿とさせてくれ…
トラウマを抱えた主人公と少女が対峙する闇を描く。
殺し屋と女児という、構図的には『レオン』や『タクシードライバー』と同じ作品だけど、どちらよりも間違いなく面白かった。どちらの作品…
こんなにも絶望的なのに、こんなにも美しい。性と暴力に直接手を触れたあと、幼いころの夢に眠るような幻想性。呪いは呪いのままに、希望などどこにも描かれてはいないにも関わらず。
You Were Nev…
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