アルカディアの作品情報・感想・評価

アルカディア2017年製作の映画)

The Endless

上映日:2018年08月08日

製作国:

上映時間:111分

あらすじ

この村は、全てが狂ってる。 カルト集団とも言われる自給自足の村“アルカディア”を10年前に脱走し、今は街で暮らしているジャスティスとアーロンの兄弟。しかし幼い頃から特殊な生活をしていた2人は、世間にうまく馴染めず、友人も恋人も居ない。そんなある日、兄弟はアルカディアから送られてきた一本のビデオテープをきっかけに、再び村を訪れる決心をする。逃げ出したはずの2人を、かつての“家族”=アルカディ…

この村は、全てが狂ってる。 カルト集団とも言われる自給自足の村“アルカディア”を10年前に脱走し、今は街で暮らしているジャスティスとアーロンの兄弟。しかし幼い頃から特殊な生活をしていた2人は、世間にうまく馴染めず、友人も恋人も居ない。そんなある日、兄弟はアルカディアから送られてきた一本のビデオテープをきっかけに、再び村を訪れる決心をする。逃げ出したはずの2人を、かつての“家族”=アルカディアの住人たちは優しく迎え入れる。不思議なことに、彼らの外見は10年前とまるで変わらないように見えた。やがて2人は次々と村で起こる超自然的な出来事を目の当たりにする。それは全てカルト集団によるトリックなのか? 果たして、 この村では何が起こっているのか?

「アルカディア」に投稿された感想・評価

AS

ASの感想・評価

3.2
ラヴクラフトの引用文で幕を開けるところからして、その影響下で撮られた様な内容。小説は好きだけどいまひとつハマれず
カルト集団出身の兄弟がその村に戻っててんやわんやのお話。

初めから醸し出すやばそうなオーラだったり、何かがあるていう雰囲気とか好き。
なんだけど物足りなく感じるのは、最後かなぁ。もう一仕掛けほしかった。

そしてその何かを明確にしないから、結局アレはなんでだったの?てなっちゃう。

面白い設定を台無しにするとまでは言わないけど、やっぱりもったいない感は否めなかった。
まりん

まりんの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

本当に有りそうな自給自足の村の生活なんだけど、やっぱり何かがおかしい。
ハウスの人たちは皆いつも笑顔で充足して居て穏やかで・・ だけど、それはカルト教団何てありきたり?な物じゃ無かった。
後半の急展開。
男兄弟の力関係の面倒臭さとか、捕らわれた世界で生きる人たちの願いとか、じわぃわと、狭められていく世界の中で、幸せって何か考えちゃう。
見えない未来が有る事って、凄く幸せな事なんじゃないだろうか。勿論、死を含め。
兎も角、あんな状況に生きながら、自分たちのループに彼らを巻き込み、同じ苦しみを味あわせてやる!ってさもしい人が居ない。
それは諦めか、達観なのか‥そこに至るまでの苦しみを思うとちょっと辛い。
そして最後は本気で祈った。
shinov

shinovの感想・評価

3.0
低予算、アイデア一発勝負、という点で、
いま余りにもよく工夫されたあの作品とどうしても比べられてしまう不幸。

脚本・監督・主演の手づくり感が裏目に出ちゃってるというか。
自分を演出するってむずかしいことなのかな、何人かの役者さんはいい味出ていた。

演出に不穏さや恐怖感がうすい…
ギャグなの?っていうところもいまひとつキマってない。

ループのしくみはおもしろいんだけど、ひとりひとりの事情や繋がりがよく分からない。
あの大量のビデオテープやフィルムあれはなんだったのか。
ISAO

ISAOの感想・評価

4.0
設定と発想が良い。不気味だけど神秘的な、つい惹かれてしまいそうな宗教ってのが上手く描けてる。
コズミックホラーな内容で好きな人は滅茶苦茶好きな映画だと思う。
buccimane

buccimaneの感想・評価

3.5
いきなしラブクラフトさんが引用されるし原題エンドレスだからオチがどうのではなくて世界の作り上げがキモなんだと思うし実際没入度が強かったしデジタル化しませんか?って営業に行きたい。
自分はどうしてもデメキングを思い出してしまうけど。
しかし名産のビール気が抜けててまずそう。
SF&スリラー作品。

うーん。劇中に登場する“ループ”というシステム・現象は確かに面白いとは思うけど、その“ループ”にまつわる説明が足りない。とういうよりも、恐らくは“ループ”にまつわる設定等がそもそも創り込まれていない様に思えたので、むしろ設定などの更なる創り込み・彫り込みが欲しかった様に感じました。

“ループ”にまつわる設定などの不明瞭な“謎の要素”が確かに中盤までは作品を大きく盛り立てているとは思うけど、終盤では“謎の要素”が悪い意味で観ている者を振り回して逃げている様にも私は感じました。
その為か個人的には、その状況から「終盤、“ループ”の設定・概念絡みの収拾がつかなかった」かの様にも感じました。

に、しても
明らかな低予算作品ではある本作を、
ここまでの作品に創り上げた事は素直に評価。

2018年8月に映画館で鑑賞
Naoya

Naoyaの感想・評価

2.9
カルト集団とも言われる自給自足の村を10年前に脱走した兄弟だったが、ある日その村から送られてきた一本のビデオテープをきっかけに、再び村を訪れる決心をする。SFスリラー作。序盤から不穏な空気感が良く滲み出ていて、カルト集団と言われる村の雰囲気の出方が良い。一つ一つの場面で不穏さが出ていて、さり気なさもありつつ、時には大胆に派手に演出され、この村で何があるのかと、興味を持たせる展開作りは、低予算さを感じさせながらも、アイディアが光り、バラエティ豊か。SFの派手さではなく、あえて妙にリアリティを出したSF感、ジワジワ感じさせるSF感が良い味出していて、作品にとても合ってます。そして、その中でジワジワとカルト臭漂わせながらも、SF作の派手さを出していく力強さが面白い。大作感がなく、全てに完結した説明がないからこそ、場面場面の余韻を楽しめる物語でもあり、味わい深い。
のん

のんの感想・評価

3.4

主演の2人が脚本・監督・製作を努めたらしいのだけど、それを知ると手作り感で好感度アップ(単純)

でも本当に不思議で面白くて不気味で怖くて興味深い作品でした。

2人の兄弟は、何年も前に抜けたカルト教団からビデオを受け取る。弟は教団に対して好意的な記憶を持ち、兄は反対。そんな2人はお互いどちらの過去の経験が正しいのか再確認するために教団に戻って行く…………

そこから先は、映画の成行きに任せて。
まさに原題「The endless」なストーリーと効果的な映像表現で雰囲気かなり良かった。
けど多分家見だと評価下がる。
兄弟がカルト集団の村に訪れる序盤は不穏な空気にとてもワクワクしたし、村人の胡散臭さを楽しんでいたんだけど、超常現象や神話的な話に入ってくると「えっマジなの…」と困惑。

その不思議な出来事もあまり説明されないまま進むので理解に苦しむ〜
『サクラメント』や『コロニア』みたいなものを期待して観に行ったんだけど、ちょっと違ったな…

今年のカリコレ作品、これが一本目。
やっと観た!
>|