ロシアの劇作家チェーホフの戯曲を英語で映画化したアメリカ作品。
名声を求め夢見る田舎娘から転落し忍耐力で強く生きる女性へと変化する、シアーシャ・ローナンの演技は天晴れ。
自己中で支配的な“大女優”…
「わたしは、、かもめ。いいえ、そうじゃない、わたしは女優。」の台詞の意味が観てわかった気がする。舞台〈楽屋〉を演じるにあたってチェーホフ作品を読むように言われとりあえず映画で観賞。女優とは、を考える…
>>続きを読む「思う人から思われず」の定型プロットを確立したチェーホフの代表的な戯曲の映画化で、ひねりを加えず素直に作ってるところに好感が持てた。チェーホフ作品の特徴である「己の置かれた状況に苦しむ登場人物たち」…
>>続きを読むチェーホフの原作を読んだことがないので分からないけれど、十分楽しめた。登場人物の人間関係や心理が少しずつ読めてくるところが舞台をベースにしているようで好き。演技力がどの俳優もすばらしい。ここも舞台劇…
>>続きを読む銀幕短評(#803)
「かもめ」
2018年、アメリカ。1時間38分。
総合評価 84点。
登場人物の いちいちのセリフ回しが大仰(おおぎょう)で 芝居じみていますね。
と思ったら、ああ、「…
面白かった〜
シアーシャ目当てでみたが
アネット・ベニングも好きやし
お得感あった😄
シアーシャ、「演技下手な演技」が上手すぎる
恋する乙女の顔、失意のどん底の顔
全部魅力的だったなあ〜
恋の…
チェーホフの戯曲「かもめ」の映画化。原作未履修シアーシャ好きでふーんロマンスねと見たわけですが、やられました。作家志望の青年コンスタンチン、女優目指すニーナ、イケオジ作家、コンスタンチンに叶わぬ恋を…
>>続きを読む台詞に通俗的な同時代演劇批判を忍ばせることで、反メロドラマ/単純なカタルシスの否定を謳うようだけれども、結局はこみあげ系でクライマックスとなってしまうのがチェーホフを「映画化」することに伴う宿命、と…
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