ROKUROKUの作品情報・感想・評価

『ROKUROKU』に投稿された感想・評価

監督 :
山口雄大
原作 :
雨宮慶太
総監督 :
雨宮慶太
出演者 :
中西美帆
志保
野本かりあ
伊藤かずえ
ミッキー・カーチス

山口雄大🤝雨宮慶太
タッグ組んだら見るしかないでしょう😏
面白いとか面白くないとかどうでもえぇ😏

山口雄大監督作品

地獄甲子園(2003年)
楳図かずお恐怖劇場(2005年)
魁!!クロマティ高校(2005年)
Meatball Machine(2006年)
ユメ十夜 第十夜(2006年)
赤んぼ少女(2008年)
激情版エリートヤンキー三郎(2009年)
非女子図鑑 (2009年)
極道兵器(2011年)
デッドボール(2011年)
珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち-(2016年)
HiGH&LOW THE RED RAIN(2016年)

雨宮慶太監督作品

ゼイラム(1991年)
ゼイラム2(1994年)
仮面ライダーZO(1993年)
仮面ライダーJ(1994年)
人造人間ハカイダー(1995年)
タオの月(1997年)
怪談新耳袋劇場版(2004年)
コワイ女(2006年)
牙狼〈GARO〉シリーズ(2010年)


物語の構成は


❶エピローグ

❷ぬり壁
向かいのオフィスビルに自分の姿を見てしまったOL。その直後、さらなる恐怖が…

❶メインストーリー

❸カラ傘
雨の夜、車を走らせる傲慢な金貸し屋。女を轢いてしまい慌てて車外に出ると…

❶メインエピソード

❹海坊主
釣りを楽しむ男。子供たちが騒ぎたてた方向を見遣ると、信じられないものが…

❶メインエピソード

❺箱女
カメラマンが廃墟で撮影していると死体を発見。近づくといきなり死体は起き上がり…

❶メインエピソード

❻ロクロク
ホテルに籠って作品にとりかかる美大生。ベランダに立つ見知らぬ女に魅了された彼は…

❶メインエピソード

❼猫目
公園で気味の悪い乳母車を譲り受けた母親。何度捨てても、その乳母車は戻ってきて…

❶メインエピソード

❽ひとつ目
退院したはずの患者の病室で異変が。駆けつけた看護師を襲うものは…

❶メインエピソード

❾かまいたち
64年の東京オリンピック前夜。建設現場で休憩する男たちの前に現れたのは…

❶メインエピソード

❿ダイダラ
自殺した友人の供養をしようと、飛び降りたビルの屋上に上がる少女たち。いきなり強い風が吹き…

❶メインエピソード

❶ラスト


【キャラ設定】

❶メインエピソード
イズミ(中西美帆)
=主人公、小さい頃の記憶障害有り
ヤヨイ(伊藤かずえ)
=イズミの母親
仁蔵(ミッキー・カーチス)
=イズミのお爺ちゃん
ミカ(志保)
=イズミの中学の時の友達、妊娠中

妖怪たちの犠牲者たち

❷ぬり壁
会社の先輩(遠山景織子)
=イズミの会社の先輩、嫌味な奴
❸カラ傘
金貸し屋(いしだ 壱成)
=暴言吐きまくりのチンピラ
❹海坊主
釣り人(マキタスポーツ)
=神経質な釣り人
❺箱女
先輩カメラマン(駿河 太郎)
=気の強い兄貴体質
後輩カメラマン(仁科貴)
=気の弱い舎弟体質
❻ロクロク
美大生(落合 モトキ)
=取り憑かれたように絵を描き続ける
美大生彼女(朝倉えりか)
=美大生の彼女、浮気と勘繰っている
❼猫目
母親(岩佐 真悠子)
=娘が拾って来た乳母車を捨てるヤンママ
❽ひとつ目
看護師(佐々木 心音)
=眼鏡が無いと全く見えないほど近眼
❾かまいたち
建設業親方(螢 雪次朗)
=若い頃の仁蔵の職場の親方
❿ダイダラ
少女たち(妄想キャリブレーション)
=飛び降り自殺の仲間の追悼に
❶〜❿
妖怪たち(野本かりあ)
=全ての妖怪たちを演じている


話の流れ的には、❶メインエピソードが中心を担っていて、それに伴って❷〜❿まで犠牲者エピソードが間に入る形で展開している。犠牲者エピソードが話の全体のウエイトを締めており十分な見応えが有る。❷〜❿まで犠牲者エピソードが❶メインエピソードに絡んでいるエピソードもある。


※1964年パート
❾かまいたち
若い頃の仁蔵
妖怪から助かる方法を知る

※現在パート
❶メインエピソード
老人の仁蔵→現在も“かまいたち”と戦って家族を守っている。

❷ぬり壁
イズミの会社の先輩→オフィスの窓から66HOTELを見てしまう…
⚠イズミの働いている会社の先輩🧍
⚠66HOTELとの接点あり🏨

  ❸カラ傘
  金貸し屋
  ⚠イズミとの接点無し

  ❹海坊主
  釣り人
  ⚠イズミとの接点無し

  ❺箱女
  先輩カメラマン&後輩カメラマン
  ⚠イズミとの接点無し

❻ロクロク
美大生
66HOTELに泊まった際にロクロクを見てしまう…
⚠66HOTELとの接点あり🏨

❼猫目
母親(岩佐 真悠子)→イズミの自宅の近所…
⚠老人の仁蔵と接点あり🧍

❽ひとつ目
看護師→病室の窓から66HOTELが見える…
⚠66HOTELとの接点あり🏨

❿ダイダラ
少女たち→飛び降り自殺の場所が66HOTELの屋上…
⚠66HOTELとの接点あり🏨

❶メインエピソード
イズミ&ミカ→66HOTELのカフェに入ってしまう…
⚠66HOTELとの接点あり🏨


背景描写も素晴らしいが、妖怪たちの綺麗な描写にもしばしば魅了されますね😌

特に好きなのは、

1位👑
❷カラ傘の話で、金貸し屋(いしだ 壱成)が大雨の降るなか車を運転するシーンや、大雨の中ずぶ濡れになりながら“カラ傘”に追い回されるシーン。これがまたモノクロで陰と陽の世界観が良き。まるで監督 : ロバート・ロドリゲスの「シン・シティ(2005年)」の世界観と合致する映像美でたまらん☺️
また“カラ傘”だけがカラーで黄色のレインコートが綺麗かつ不気味に魅了される😌

2位👑
❷ぬり壁の話で、イズミの会社の先輩がオフィスの窓から66HOTELを見てしまうとそこにはロクロクが着物を脱ごうとするシーンで段々と着物がはだけてくる美しい構図だこと☺️まるで監督 : 蜷川実花の「さくらん(2007年)」の世界観と合致する映像美でたまらん☺️+で監督 : アルフレッド・ヒッチコック「裏窓(1954年)」をも思わせるスチュエーションがたまらん☺️

3位👑
❶メインエピソードラストの話で、66HOTELの内部の綺麗なこと☺️666号室の“透素黒目漆”の色のドアとシャンデリア、渡り廊下の“朱漆”の色の壁とランプ、淡い白を基調とした床に天井から差し込む蔦の影のコントラスト。まるで監督 : デイヴィッド・リンチの「ツイン・ピークス(1990年)」を彷彿とさせる映像美でたまらん☺️360度、白の部屋に天井から吊り下げられた赤い糸で作られた球体の数々。薄暗い朝に無数の手が底に生えて動き出す66HOTELが朝日を浴びて消えてゆく。発送が凄すぎてたまらん☺️


エンディングテーマ
「宿命」野本かりあ
もラストに相応しく良き☺️

エンディングでスタッフロールと一緒に“妖怪のスケッチ”が流れてくるのだが独創的で凄い☺️

なぜ凄いか?!

妖怪と言ったら“水木しげる”のデザインされた物が誰しも頭に浮かぶと思う!

ぬり壁(ぬりかべ)
→四角い土壁の胴体に目、手、足

カラ傘(から傘お化け)
→番傘に1つ目、舌を出した口、おっさんの足一本と下駄

海坊主
→黒く馬鹿でかい物体に見開いた目だけ

ロクロク(ろくろ首)
→着物姿に長い首に兵庫髷の髪型に赤い簪

猫目(猫娘)
→おかっぱの髪型、黄色いリボン、赤いワンピースの女の子

ひとつ目(1つ目小僧)
→網代笠に顔のど真ん中に大きな目と長い舌と口、着物姿に下駄、手には豆腐

かまいたち
→腕にはハサミ型の鎌、イタチの顔に胴体と尾っぽ、空を漂うため足は無い

ダイダラ(ダイダラボッチ)
→細長の顔にでかい目、でかい口、撫で肩、アバラが浮き出た体とポッコリお腹に裸体、身長は山を見下ろす大きさ

思い浮かんだでしょ🤔

でもね☝️
“ROKUROKU”の妖怪は、その頭の中にこびり付いているデザインテンプレの概念をぶち壊します😏

ある意味裏切ってくれます😏

雨宮慶太のイマジネーション凄いよね☺️
妖怪の不条理な嫌がらせ集。
犠牲になった方は不運でした。
でもヒロインたちがすべてのステップを地獄めぐりみたいに廻るなら前半のムダな犠牲はいらないような?
スタイリッシュではあるけどストーリーもあるようでないようでモヤモヤ。
コイン

コインの感想・評価

3.0
牙狼シリーズから。
色とりどりの妖怪たちのオムニバス。
個々のエピソードにはちょっと嬉しいキャスティングも。ホラーとはいえ良い意味で怖さは少ない。
野本かりあの美脚が眩しい。
horahuki

horahukiの感想・評価

3.5
生きてる人間をあんたの未練に巻き込むな!

『牙狼』で有名な雨宮慶太が総監督の妖怪ホラー。主人公の身の回りで起こる奇妙なお話をオムニバスで見せ、それが縦軸に影響を与えていく形式。ライトな作風とコミカルな雰囲気、そして妖怪たちのグロテスクな造形に和のテイストという、異質な融合が妙な魅力を放つ異色作。

縦軸
主人公イズミが久々に幼馴染のミカと会って話をしているうちに、過去に封印した記憶が2人に襲い掛かる…的なやつ。イズミの爺が徘徊したり、庭に化け物がいる!とか言って何もない空間と戦ったりしてて、そういうのも全部繋がってくる感じ。

1話目『ぬり壁』
廊下で壁…というか巨大な自分の顔が迫ってくる話。順を追っての消灯、コーヒーの揺れ等々のさり気ない高め方は好き。

2話目『カラ傘』
トイチで利息取る極悪借金取りが一本足のカラ傘お化けとあいあい傘するお話🤣人物に重なる消失とか手堅いし、モノクロに傘の赤とレインコートの黄色が映えてる!

3話目『海坊主』
海坊主のくっさい息で帽子飛ばされてオッサンのハゲがバレるお話。目ん玉が女の顔、歯が全部人間の手という気持ち悪い造形が素晴らしい。流れもうまい!

4話目『箱女』
顔が箱の中に入ってる女に襲われる話。一緒にいた友人が見た目普通なのにブラック上司みたいな物言いで一番怖い…。

5話目『ロクロク』
ホテルで見かけた和服美女の絵を描いてるうちに狂っていく話。

6話目『猫目』
乳母車に乗ったネコを変な人に押し付けられて、捨てても捨てても乳母車ごと戻ってくる話。ネコが可愛い。

7話目『ひとつ目』
貞子みたいに目で怖がらせようとしてくるひとつ目さんと、メガネ落として何も見えない看護師さんのコント。2人ともヨタヨタ歩き回ってるの笑える!

8話目『かまいたち』
珍しい少女型かまいたちが色んなものをスパスパ切って「I'll be back」言って去ってく話。この辺りで爺の奇行がつながっていくのが気持ちイイ!

9話目『ダイダラ』
ホテルの屋上に住んでるデカい女が屋上にやってくる人を吐息で吹っ飛ばす話。ダイダラにしては小さすぎるのが笑う!造形は好き。

『Lorna the Exocist』と『学校の怪談』と『ハウルの動く城』の合わせ技でくるクライマックスも割としっかりしてて面白かった。ポンコツだけど、嫌いになれないやつ!
人生で初めて劇場を貸し切り状態で観た映画、そりゃ雨宮慶太オタクしか観ないわ
RAOHAN

RAOHANの感想・評価

2.8
雨宮慶太氏の色が全面に出た一本
どうしても雨宮氏のホラー映画と言ったらコワイ女を思い出してしまいます。

今作は、シュール過ぎる場面、チープさが出てしまっている場面が多いが意外に胸熱なシーンもあるから侮れません。

クリーチャー造形はどれも素晴らしく、特に猫目がお気に入りです。

兎にも角にも雨宮ファンなら観て損は無い1作でした。
雨宮慶太の映像カタログって感じです
知名度高めの妖怪たちは独自の解釈で再デザインされており、特殊メイクとCGを組み合わせた造形がどれもカッコいい!戦隊モノの怪人として1話分ぐらいは普通に主役張れそうなヤツらが9種類も出てくるのでおトク感あります。悪さはしますがあまりエグい事はしてこない。少し血が出る程度なので安心です

ヒト型の女タイプが多くやたら美脚を出している。みんな脚の形が似てるしこういうのがタイプなのね🤔と思ったら妖怪を演じてるのは全て同じ人なんだそうな!野本かりあって人。ぬり壁の巨大な顔もダイダラの体から出た白いやつも同一人物って考えると笑えてきますよね。超ハイレベルなコスプレアルバムみたいで絶対楽しいじゃん私もやりたいわ!

お話としてはちょっと変わった構成。主人公の女の子が幼なじみと再会する事で「忘れていた過去の記憶」を思い出していくというメインストーリーがあり、関係者やすれ違った通行人たちが妖怪に遭遇する…みたいな連作小説風。

中心となる話もそれぞれの妖怪プチエピソードも在って無い様なもんで正直ツマラないんですけど、10分弱ですぐ次の妖怪が出てくるので何だかんだ最後まで見れちゃいます。人体+スチームパンクの世界観は魅力的💮

私の推しはぶっちぎりで箱女。次に傘おばけ☂️
全然「素晴らしい」と言える作品ではないし、つまらなかったけど、時々、いや、正直に言うと結構な頻度でこうした作品見たくなるんですよね。
オムニバスで軽く見やすいし。次々と色んなおばけ出てくるだけでも楽しいしね☆
K's cinemaありがとう
来夢

来夢の感想・評価

2.0
『ROKUROKU』牙狼-GARO-で有名な雨宮慶太が総監督を務める和製妖怪ホラー。監督は山口雄大。まぁチープな特撮ヒーローぽい映像に棒読み演技のB級ホラーだろうなと思って行ったけれど、半分くらいあってた。けれどイメージしてたよりちゃんとした作りでした。数本の短編と、それを含んだ1本のストーリーの構成はなかなか面白い。短編の主人公達はなかなかに豪華な俳優陣なので、さすがにしっかりしてる。ホラーとして怖くは~ないかな。短編はどれも異なるテイストで作られているので、自分の好みを探すのも楽しい。問題は妖怪がビジュアル系の人にしか見えなかったことかな・・・・・・。最後の方は牙狼みたいだった。こういうどうでもいい映画もたまに観たくなるんだよね。
妖怪ものの実写作品。
登場妖怪は、短編エピソードにてそれぞれが紹介されるような形で、それらの妖怪が最終的にメインストーリーに絡んでくるという構成。

この作品はホラーに位置づけられてますが、幽霊や心霊ものと比べた場合、妖怪というのは水木しげるの鬼太郎に代表されるように、友好的な印象のマンガやアニメが多いせいか、そのもの自体ではあまり恐怖の対象にはならない傾向にあります。

妖怪=想像の生き物だが、幽霊=死者の魂(怨念)というイメージも強いからなのかもしれません。

そうした前提を覆すように、妖怪の全体像を見せるまでの展開を、見えそうで見えない、得体の知れない恐怖の心理描写で心霊ものに似たような雰囲気を醸し出すことにより、うまく恐怖を煽るようなホラー作品に仕上げていたのは流石。
もちろん、恐怖度合い的には軽めではありますが、中学生以下くらいであれば、それなりに恐怖を感じれるのではと思います。

妖怪描写や表現はそれなりに良かったのですが、肝心の物語は、核となるところが明かされず、結局どういうこと?と、なんともモヤっとした感じだったのが残念だったので、辛口のスコアとなってしまいました。
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