神と人との間の作品情報・感想・評価

神と人との間2018年製作の映画)

上映日:2018年01月27日

製作国:

上映時間:89分

3.3

あらすじ

町医者の穂積と、親友で漫画家の添田はともに熱帯魚屋で働く朝子に惚れている。ある日穂積は添田に朝子を譲り、ふたりは結婚する。その瞬間、添田は愛人を作り朝子を虐待し、そのうえ穂積と朝子が不倫をするようにけしかけたりとサディスト化するのだった。かつての親友に馬鹿にされ挑発されながらも一心に朝子を想い続ける穂積。しかしある事件をきっかけにその純愛は憎悪へと変貌する…。

「神と人との間」に投稿された感想・評価

チィ

チィの感想・評価

3.5
ポスターと何故か流れたDVだドロドロだ愛憎だって話題に乗せられとんでもないドロ沼に踏み込むのか…と足を踏み入れた、ら、泥は泥でもシャバシャバ〜って感じだから好奇心で向かっても大丈夫。

この愛憎劇は言葉と周りの環境に踊らされている。穂積くんの冴えないルックスとネガティブな表情、諦めきった空気感と、添田の力強い自信と、リーゼントと、口調。そして朝子の無気力で幸の薄い雰囲気で観客も周りに流される。
添田の悪役っぷりは朝子の絶望と周りの環境下で十分感じ取れたが、懲悪であるというシーンが直接的にはなく。周りが荒れているのをひたすら見ており、あの環境下に慣れ好き好んでる時点で変態ではあるが朝子のことがやはり好きだったんじゃないかと感じさせてしまう。QAを聞いてる限り、監督は戸次さん(の周りの大人)が嫌いなんじゃないかってふわふわ〜っと感じてただ単に直接的な表現をしたら事務所と揉めるから避けたとか言われたら萎えるなあと思ったり。

穂積の赤い帽子と添田の赤い上着と朝子の赤いカーデガンが印象的。奥ゆかしさと歯がゆさと臆病さの奥にある情熱か。(て思ってたら、意図はなく他の作品の衣装ですで終わったからなあ話はとても面白かったのになんかなあ)
ジジ

ジジの感想・評価

5.0
KEEの新境地!!
こんなKEEはみたことがない!!
とてもおもしろかった!!
KEEはやっぱりすごい!!
KUBO

KUBOの感想・評価

3.0
東京国際映画祭5本目は日本映画スプラッシュから「神と人との間」。

谷崎潤一郎の「細君譲渡事件」を題材に、舞台を現代に置き換えての映画化だが、谷崎を読んでいないので、原作をどのように映画化したのかはわからない。

ただ、奥ゆかしいというか、まどろっこしいというか、大正時代の恋愛観を現代に置き換えても、日本人の私にも共感という言葉には程遠いので、外国人にはどのように映るのだろう? スマホやメールを使いながら、住居はあくまで昭和風レトロな感じにしているのも、時代感を曖昧にして不思議な空気を生んでいる。

キャストは渋川春彦と戸次重幸のダブル主演。名脇役で鳴らした両者の演技バトルは見もので、映画というより演劇を見ているよう。特に渋川はいつもの脇役的演技とは違って役に入り込んでいる感じがいい。

ラストの子供のセリフの意図が全くわからず置いていかれた。有名俳優を使いながら、限りなくインディーズの匂いがした。
東京国際映画祭にて鑑賞。

「歯切れの悪い三角関係の歪みの中に埋もれては現れてくる各々の感情を垣間見ては一喜一憂できる」そんなブラックコメディ作品だった。

バイプレーヤーの中で最も好きな渋川清彦さん作品。今年の映画祭1発目。

コメディ感溢れる音楽と、
現代の穂積と編集者の回想録、
そして過去の三人の恋愛模様。

大正時代の恋愛を大胆に現代風にアレンジしてて、共感できるところも意味のわからないところもどちらもあって楽しい作品だった。

穂積と、添田の会話のやり取りと真逆の恋愛観と、感情の間の交わったところにできる一種の歪み。その歪みをお互いに押し付け合いながら、結局は「勝ち負け」にこだわっている北風と太陽的な男の友情。どこか、楽しく、おかしく、どこか、寂しく、虚しい。そんな作品だった。

最後の女の子の叫びも良かった。
女性の裸がグロくちらつく…
純文学ではなく、ブラックコメディ。
え…これ本当に内田英治監督の作品?糞つまんなくて衝撃なんやけど!

惚れた女を友人に譲ったら、その友人は女たらしの糞野郎で、マジなんなん!ぷんすか!って話

初期の作品はともかく、「グレイトフルデッド」で一躍マシンボーイ注目の監督となり、その次作「メタルカ」はマシンボーイ好きすぎて何度も繰り返し観てるゾンビロックロードガールズキュンムービーであり、その後も「家族ごっこ」(たっくん)、「下衆の愛」(渋川兄やん)、「シェアハウス」(あのちゃん)とマシンボーイの大好きな役者さんを起用しワクワクな作品を撮ってきた内田監督
その後2017年公開の3作品「ダブルミンツ」「身体を売ったらサヨウナラ」「獣道」にイマイチハマれなかったマシンボーイですが、再びの渋川兄やんとのタッグにぺろぺろなりながら観始めたのに…結果糞つまんなくてスマホいじりだす始末な!

なんやろなぁ…内田監督の作品の特徴である狂気が1周まわってゲラゲラなるんが一切感じられなくてですな、狂気が2周3周してもサブイボしか出ず…
何よりも良くないんがさ!ぷんすか!渋川兄やんが全然カッコ良くないし可愛くもない役柄なの…、チェックのシャツをインして広島カープのキャップかぶった冴えないおっさんの役なの…
あのころ、日本のオシャレさん代表やったKEE(渋川兄やん)がよ、こんな冴えないおっさんに変身するなんて…
まぁな役者兄やんとしては幅の広さを見せつけたのかもしれません…が!マシンボーイの見たい兄やんは本作にはいませんでしたわ!スンスン
カッコ良くて可愛くてオシャレさんな兄やんが好き!

逆に内田慈は安定の内田慈やったよ、裏切らない内田慈!気持ち悪いヒロインやった〜、いい意味でな!
チームナックスの人は…演劇の人って感じやったな

なんやかんや全くハマれなかった上に好きな兄やん見れなかった以上、あとに残るんは女の子達の裸だけで、キラキラした住宅街に裸んぼで飛び出していく女の子達のキラキラした煌めきだけが頭の中でリフレインされてますわ
おっぱいあって良かったな、おっぱい無ければ冴えない兄やん以外何一つ記憶に残らない作品でしたわ…

そろそろ好きな内田監督作品に出会いたいよなぁ!「メタルカ」もっかい観たなってきたけど「メタルカ」超えの作品も観たいんよなぁ!
noyoona

noyoonaの感想・評価

3.5
カープ帽の渋川さん、面白い‼︎
恋愛?入り組んだ関係性って他者から見たら、かなりコミカルなのかも。
その切り離し加減が面白かった。
satien

satienの感想・評価

3.5
いっこも共感できない!ただただ、夏に体のどこかを汗が垂れるのを感じるような、それがぺっとりと皮膚に付くようなじとっとした気持ち悪さと変な爽快感があって何とも言えない気持ちになりました。
と言いつつなんだかんだで最後まで見入ってしまいました。
notitle

notitleの感想・評価

3.4
愛している女を友情故、友に譲る。谷崎潤一郎の同名小説&細君譲渡事件の話。自己嫌悪、羨望、嫉妬等のネガティブな感情が愛を育む。そんな自分や彼女踏まえての愛の形。音や演出がコメディ寄りで、気持ち悪さや、異常さみたいなものが割と身を潜めてた。
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