泉の水で傷を癒すという土着の信仰が残る山奥の村。その泉を守る老父と娘。息子たちはそれぞれ宗教や学問の道に。文明化の中で徐々に忘れ去られる自然と祈りが揺らいでいく。発電所建設というわかりやすい物質文明…
>>続きを読む伝統(父と娘)
科学(息子①)
キリスト教(息子②)
イスラム教(息子③)
そして、祖国ジョージアへの言及から、これは大いなる神話なのだと思う。
神話は科学も宗教も内包し、時と共に動く時に進展する…
8/15
記録
圧倒的、美。
ジョージアというあまり知らない国だからこそ、現代には存在しないような世界にリアリティを感じるのだろうか。
現代社会との対比もあり、余計に存在する場所・こと・人達のよう…
私の心に、美しい自然と静かな叙情詩的な作品によって、何かしら神が宿る村の神秘性を感じさせられたと同時にあたかも大自然に、人間の悩みなど些細な事と無言の声で、そう言いたげな声が聴こえてきた。やはり、美…
>>続きを読むワンシーンが長く
全てが一枚の絵のようだった
静謐な空気が伝わる
でも
ナーメの状況はかなり悲惨だと思う
"普通"を知っていたらなおさら
学校さえ行かせてもらえなかったなんて
普通じゃなさすぎ…
女という存在は、男にとっての女がそうである以上に、女たちにとってこそ神秘のベールに包まれているのではないか。ラストシーンに描かれる女が、湖の水面を歩きながら、ただ1人静かに濃霧に消えていったように。…
>>続きを読む水の音が心地良すぎて10回くらい寝かけた。快眠するために作られたみたいな映画。『ノスタルジア』のように霧がかった山と民族音楽で陽気に踊る村のおじさんたち。それと対照的な都会の景色や科学者の息子の実験…
>>続きを読む(C) BAFIS and Tremora 2017