女という存在は、男にとっての女がそうである以上に、女たちにとってこそ神秘のベールに包まれているのではないか。ラストシーンに描かれる女が、湖の水面を歩きながら、ただ1人静かに濃霧に消えていったように。…
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魚は十分な保護下で撮影され
元のすみかに戻されました
良かったぁ~~~~!と思って観終わった。
ジョージアの山奥の小さな村で代々続く、人を癒やす聖なる泉を管理している老いた父と若い娘。
3人居た…
私の心に、美しい自然と静かな叙情詩的な作品によって、何かしら神が宿る村の神秘性を感じさせられたと同時にあたかも大自然に、人間の悩みなど些細な事と無言の声で、そう言いたげな声が聴こえてきた。やはり、美…
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ワンシーンが長く
全てが一枚の絵のようだった
静謐な空気が伝わる
でも
ナーメの状況はかなり悲惨だと思う
"普通"を知っていたらなおさら
学校さえ行かせてもらえなかったなんて
普通じゃなさすぎ…
水の音が心地良すぎて10回くらい寝かけた。快眠するために作られたみたいな映画。『ノスタルジア』のように霧がかった山と民族音楽で陽気に踊る村のおじさんたち。それと対照的な都会の景色や科学者の息子の実験…
>>続きを読む自然光で撮された神秘的な映像は、劇場のスクリーンで観たかった。グルジア内のアジャリア自治共和国の霧深い寒村が舞台。湿り気を帯び、ひんやりと鼻に抜ける空気が心身を清めてくれる。
神話は科学も宗教も思…
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固定ショットを長回ししてたっぷりと間をもうけるタイプの作品だが、画がずっと死んでいて飽きてくる。長回しで時間をかければかけるほど余韻が出ると思ってるのかもしれないが、有機的な動きがほとんどないので映…
>>続きを読む(C) BAFIS and Tremora 2017