脳が視覚という刺激を欲して飢えている
視覚という世界を閉ざされると、自分の意識や気持ちだけじゃなく体にも変化が絶対自然に起こる
それが聴覚だったり触覚だったりあらゆる感覚に現れる
雨の音が周りにあ…
失明した神学者ジョンハル、自らの目が光を失う様子を肉声で記録した音声を元に描く。
相当キツかった。
失明だと考えただけで見るに絶えず絶望を痛感、胸が苦しくなるほど辛かった。
一気に見たいけど見るに耐…
失明してしまった神学者の記録。
「部屋の中に雨が降れば良いのに」が印象的。
視力を失ってから見えないことが恐ろしい、と、目が見える私は失明をそんな風に捉えていました。でも、ジョンは失明してからの人間…
視力を失って感じることが繊細になり、記憶を失ったから視野が広がった
雨が降っている、地面にぶつかる音を聞き
見えなかった世界が、雨によって縁取られ世界ができた。見えた。
教授の言葉選びがハイセ…
Netflix配信。
実在の中途失明者の録音記録に合わせて役者さが演技をする、ドキュメンタリーでもドラマでも、かといって単純な再現ドラマでもない異色の映画。
徐々に見えなくなっていく恐怖を視覚的に〝…
なんとも不思議な作品。
実際の音声と味付けされたサウンドを傾聴することで、思考を巡る旅を共にしているような気分になる。
はっきりとしたカーブを描かず、とことん内省的、内省的へと向かっていくぼんやり…