キング原作の中で良作の部類でした。
1922年。話はこの1年間の出来事。
土地を売りたがった妻、農場を続けたかった夫、好きな娘と離れたくなかった息子。
妻殺しとネズミとトウモロコシ畑とレモネードと…
このレビューはネタバレを含みます
悲しい。
頑固な男の愚かさを凝縮した感じかな。
息子カップルが強盗を重ねて亡くなるまでのシーンは悲しかったなあ。
相手を愛する気持ちだけが2人を繋ぎ止めていた感じ。
それだけは真実なのに、その真実…
妻殺しを綴る男の話なので陰鬱で終始画面も暗い。それでもその嫌な感じをずっと見てられるのがすごい。
奥さんの口からネズミ出てくるとこがハイライト(気持ち悪いだけ)でそれ以外は特に怖さやグロさも無し。…
息子が一緒に事を起こす動機に多少物足りなさを感じるが、そこはスティーヴン・キングの世界、その後の恐ろしい展開に目が離せなくなって時間を忘れてしまう。美しい映像の中、どす黒い不安と破綻が迫ってくる。ざ…
>>続きを読むさすがスティーブン・キング原作だなぁと思った、ずっと嫌な感じが続く2時間弱。
自業自得の苦しみに追いかけられる主人公と、
主人公の周りの幸せだったはずの人々に続く不幸の連鎖を見る、救いのない映画。…
原作はスティーヴン・キング「1922」原作未読。
○妻を殺したウィルのストーリー。狂気と恐怖が首を絞めてくる。動物(牛、ねずみ)に酷い事するシーンがあるから鑑賞時は気を付けて欲しいです。
(余談…