前作はキャストでアテンションを集めたが今回はあまり有名でない俳優、女優を起用しての作品。
男性の変態さがよく描けており、徐々に開発される明乃の普通っぽさが妖艶さを醸し出していてよい。
絡みのシーンが…
劇中に「やり直し!センスがない」という台詞があるが、城定監督はセンスの塊である。
相変わらず画の切り取り方が面白い。
ラストカットなんか最高だ。
エロいかエロくないかみたいなレビューばかりだが、たし…
見る/見られる、支配する/される、撮る/撮られる、といった関係性が逆転する、あるいはタブーや罪悪感を感じながらも境界を踏み越えるところに映画的なスリルが生まれることを城定作品はいつも教えてくれる。
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KADOKAWA 2018