魂のゆくえの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『魂のゆくえ』に投稿された感想・評価

可視化され記号化された神に愛はない。

✓二律背反の苦悩

憂鬱な雰囲気でとても静かだが、内なる激情を持つ。普段みることのない牧師の忙しさが丁寧に描かれている。難題で生ずる矛盾と葛藤で命を削るような日々は非常に孤独で重い。ラストと終わり方…

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久々に観たくなったので。
個人的に遠藤周作/沈黙がリファレンス

この映画は、表面的にはとても静かで淡々と進むけれど、そこには重く深い問いと葛藤がある。

めちゃくちゃ繊細に作り込まれた映画。

主人公のトラーは、田舎の小さな教会を預かる牧師。過去に大きな喪失を経…

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ベルイマン『冬の光』を彷彿とさせる作品。残念ながら内容は『冬の光』には劣る。しかし、エヴァンジェリカルズやその他保守的キリスト教等が歓喜しそうな下品な護教作品とは一線を画する良作です。
アキ
5.0
これマークしてなかった!?
大好きな映画
また今度観なきゃ
3.2

神父が環境活動家に感化されて少しずつ行動が変わっていく様が神に仕える神父でも人間なんだなと思える
ラストの教会と大企業に報復しようとして失敗?してしまう場面、有刺鉄線を巻き付けるシーンがすごく痛々し…

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3.9

信仰のぶつかり合いの中で生まれた揺らぎに少しの狂気がトッピングされると、思考は、「爆発」する。

何らかの信仰に縋らなければこんなクソみたいな世界、生きていけない。だからこそ、ひとつひとつが神からの…

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いつものポール・シュレイダー。(何回も言うけどそうとしか言いようがない)タクシードライバーに通じるものがあるのでそこが好き。信仰が揺らぎ始めるお話。

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