白人女性が黒人女性として生きる。
自分の正体が露呈した主人公の女性。
その後の人生を追うドキュメンタリー。
主人公に対して、色々思います。
でも、それ以上に監督の主観が
偏ってる気がしました。
主…
tranceracialという概念が面白い。
個人的には、人種は肌の色や髪の色、瞳の色といった肉体的なものを指すものと考えているのでレイチェルの考えは理解できないが、世の中にはそういう考えもあるん…
こういうの見てていつも思うんだけど、その人が社会的に許容されていないことをしたとしても、一部嘘をついて不誠実な行為をしたしても、周りがその人に対して暴言や脅迫とも思われる行為をしたりその他嫌がらせ等…
>>続きを読む「トランスレイシャル」という考え方が新鮮だった。
ただ彼女の場合、背景が複雑で、パーソナルな体験がいろいろと問題をややこしくしてしまっている感じがした。
変身願望というか、本当の自分は違うんだという…
白人なのに黒人と名乗っていたレイチェルさんの経歴を、Wikipediaをもとにちょっと整理すると…
~~~以下ネタバレ~~~
レイチェルさんは1977年生まれで、兄がおり、10代の頃(80年代…
メディアの取り上げ方は意地悪だし、
黒人たちの拒否反応が極端すぎる。別に彼女は黒人の不利益になることをした訳ではないし、むしろ役にたつ活動をしていたのに、そこまで叩かなくとも…。
活動家でヘアスタ…
レイチェルに対する批判は不幸の輪を乱す者は許さない的なものを感じてしまった。マイノリティ同士の連帯や応援の場面がもっとあってしかるべきなような…。でもやはり当事者ではない人の語りへのモヤモヤがあり、…
>>続きを読むもし自分がアメリカにいて、ニュースだけ見ていたら彼女の言動を理解することが出来ず、批判こそせずとも受け入れることはなかなか出来なかったと思う。
ドキュメンタリーを通じて彼女の葛藤や心情を聞けること…
確かにTransracialは白人だからこそ出来るprivilegeであることはわかるし、多くの黒人が成長の過程で受けるdiscriminationも経験していない平穏な環境で育った白人がある日突然…
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